11月の三連休に岐阜羽島駅前のホテルに泊まりました。
豊橋か岐阜のホテルに宿泊したかったんですが、価格が高騰していて予算オーバー。
近隣では岐阜羽島駅周辺のホテルがなんとか許容範囲だったので
ちょっと場所的に不便ですがそこに宿を取りました。
朝早くに目覚めて、少し早くチェックアウトできたので、
以前から気になっていたあの建物を見に行ってみようと思ったのでした。
今回は東海道新幹線、岐阜羽島駅付近で新幹線の車窓から見える気になる物件、
あの謎の巨大サインドバーを見に行って見たいと思ます。
前日は台風ぐずれの低気圧の影響で天気が悪く、ひどい目に合いましたが
この日はとてもいい青空が広がってました。ある意味台風一過?
ここまで徒歩20分くらい。
目的地まではバス路線もあるようでしたが、タイミングが合わず徒歩で移動です。
かつては有料であったらしい。
隣には東海道新幹線の長良川橋梁があります。
「のぞみ」だと岐阜羽島には停車しないのでかなりのスピードです。
歩道は狭く、自転車も走ってくるのでちょっと歩くのには注意が必要です。
後ろから自転車で高速で追い抜かれてびっくりしました…。
橋をわたり終えると…
実は長良川の対岸からも見えてました。
本当にでかい!!
民家との大きさを見比べてください。
ある意味異様な光景。
近くで見るとかなりの巨大さですよ?
表面はソーラーバネル。
青空に映えるでしょー!
なんか異様さに感覚がおかしくなりそうな建造物ですね。
サジェストに「ソーラーアーク 怖い」なんて出てくるのもわかりますw
三洋電機の「ソーラーアーク(SOLAR ARK)」という太陽光発電施設でした。
会社設立50周年記念事業として2001年12月21日に竣工した施設です。
「アーク」とは箱船を意味し「21世紀に力強く船出する箱船」をイメージしてるそうです。
貼られてる太陽光発電パネルは実に5046枚。
最大出力は630kW。年間で約53万kWhの発電力を持ちます。
太陽電池不正販売事件とは
1990年代後半、子会社の三洋ソーラーインダストリー株式会社が
販売していた太陽光パネルに仕様より低い出力のものが多く含まれていたという事件。
市民団体の再三に渡る事実確認にもかかわらずなかなか事実を認めませんでした。
この事件に関して
製品品質に対する自戒の念を込めこのソーラーアークを建設した
というころらしいです。
ソーラーアークの裏側には広大な空き地が広がってました。
パネルは無くても見栄えのための壁みたいなものがあると思っていたので意外でした。
そんな訳で、
たまたま泊まった岐阜羽島で、
以前からずっと気になっていた巨大サインドバーを見に行けて良かったです。
実は「ソーラーアーク」、ちょっと前に解体されるという噂を聞いて、
今回、ひょっとしたらもう解体されて見られないのではないかと心配してましたが、
いまのところ(2024年11月3日現在)まだ健在のようです。
もし興味があって見てみたいって方がいるならば、
早めに見に行ったほうがいいかもです。
以前見に行った京都線の巨大板チョコと同じような感想を持つ建造物でしたねー。
今後も気になるこういった建造物があったら、調査に行ってみたいと思います。
(おまけ)
ソーラーアークのすぐ前にあった主張の強い床屋さんw
こちらもある意味みどころw
店舗にもたくさんのサインポールがwww
地元のチェーン店みたいで、この日の夜に泊まった彦根でも同じ名前の床屋さんみかけました。
(おわり)
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