前回の記事「【コラボ直前】推しの子高千穂聖地巡礼」の旅レポート編です。
聖地巡礼の旅の様子をレポートしていきます。


日田小国経由で高千穂へ



10月20日日曜日。
午前5時に飯塚の自宅を出発。
今回は車でALL下道で高千穂に向かいます。

まずは嘉麻峠を超えて大分県日田市へ向かいます。

高千穂遠征 (1)
午前6時、道の駅小石原で休憩。
まだまだ夜明け前。
ずいぶん日の出が遅くなりました。

夜明け前の東峰村の外気温は気温は12℃。
さすがに寒くなりましたね。

高千穂遠征 (2)
高千穂まで約3時間のドライブです。
気を付けていってきまーす!

日田から国道212号線へ入り熊本県の小国町方面へ。

高千穂遠征 (3)
午前6時45分、「道の駅水辺の郷おおやま」で休憩。

高千穂遠征 (4)
フォレストアドベンチャー奥日田も「進撃の巨人」コラボやってるらしい。
立体機動装置が体感が体験できるらしい。
行ってみたいなー。

高千穂遠征 (5)
さすがにミュージアムは開館時間前。

高千穂遠征 (6)
進撃の日田!
そういえば来月、劇場版「進撃の巨人」完結編が上映されますねー。
見に行く予定。


小国からミルクロードへ抜け、やまなみハイウェイへ。
大観峰に寄ろうと思ってたけど、凄い霧でなにも見えなさそうなので寄らずに先に進みます。
この霧の中でも大観峰のほうに入っていく車たくさん居たけど、なにしに行くんやろ?w

やまなみハイウェイを少し走りますが、
阿蘇の方には降りずに外輪山の農道を高森町のほうまで走っていきます。

高千穂遠征 (9)
UBUYAMA PLACE(旧:うぶやま牧場)で小休止。

高千穂遠征 (8)
高千穂遠征 (7)
ずっと視界を覆ってた霧も晴れ、天気も回復傾向。
高千穂までもうひと頑張りなのよ。

高千穂遠征 (10)
午前8時30分、知る人ぞ知る阿蘇望橋(あそぼうはし)で記念撮影。

高千穂遠征 (11)
別名「熊本のマディソン郡の橋」。


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高千穂遠征 (12)
高千穂遠征 (13)
途中、木で作られた謎の施設を発見。
ファンタジー映画に出てくる森の原住民の集落みたい!
思わずUターンして写真撮りましたw

帰ってから調べたら「高森ツリーハウス」。
倒れそうになってた御神木を補強がてら作られた施設のようで、
かつては中に入れたらしいのですけど、
熊本地震の影響などにより崩壊の危険があるため現在は立入禁止となっています。
(外から眺めることは可能)


寧静ループ橋


高森から国道325号線に入り、あとはまっすぐ高千穂まで。

高千穂遠征 (16)
午前9時「寧静(ねいせい)ループ橋」を通過。

この橋は熊本と宮崎の県境にあるループ橋です。
阿蘇方面から高千穂に行くときの見どころの一つですねー。

高千穂遠征 (14)
ループ橋から高千穂方面の展望。

高千穂遠征 (15)
雲海の名所でもあるらしい。

高千穂遠征 (17)
ループ橋の展望所にあった記念碑。
高森町と寧静ループ橋の紹介文が掘ってあります。

寧静ループ橋の紹介を文字に起こしてみます。
「寧静とは安らかに治まること」「穏やか」
天孫降臨の連山を見渡すこの橋は仙人住む鄙の里に大いなる夢と希望、勇気と知恵を与え生命の創造を興し二十一世紀に向けた両県、町の任務を繋を持つ願いを込めた言葉を取って寧静とし橋名を「寧静ループ橋」と命名したものです。
なるほど地名とかではなかったのですね。


高千穂河内郷エリア


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午前9時10分、ようやく高千穂町に入りました。
「推しの子」の作中に出てきた看板がお出迎え。

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作中に出てきた「高千穂歓迎オブジェ」もすぐに発見。
ここに車を停めて、先程の看板を撮りに行きます。

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河内郷エリア案内マップの看板。
熊野鳴瀧神社って、見覚えある!って思って調べたら
「POP IN 2」のPVに出てきた神社でした。

着いて早々、聖地ポイントを2つも見つけちゃった!

高千穂遠征 (19)
高千穂歓迎オブジェの近くにある「川内郷大橋」
初めて見た気がします。
調べてみると2011年12月20日に開通したらしいです。

昔は下に見えるカーブのところが国道だった記憶が。
県道8号線(たぶん旧国道)の高千穂町河内交差点のところを右折して
高千穂に向かった覚えがあります。

高千穂遠征 (18)
今回のタマヒュン事案(その1)。
看板の場所に向かう途中、「新西河内橋」からの風景。

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新西河内橋。

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作中に出てきた高千穂歓迎看板。
見覚えあるんでかなり昔からある看板だったと思う。
少し車道にはみ出ないと同じ構図で撮れないので、撮影時は安全確認を!

このあと車に戻り、河内郷(田原)の集落にある「熊野鳴瀧神社」へ向かいます。

高千穂遠征 (20)
「熊野鳴瀧神社」の入口には
樹齢600年の国指定天然記念物「田原のイチョウ」があります。

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本殿までの階段。これを登るでありますか…。
段数は200段を越えるそうです。
長距離ドライブで疲れた老体に鞭打って登りました。
登りきったときは汗だくデス。

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鳴瀧神社本殿。
伊弉冉尊(いざなみのみこと)、
事解男命(ことさかおのみこと)、
速玉男命(はやたまおのみこと)、
の熊野三神など祀ってる神社です。
鎌倉中期、寛元3年(1245年)に三田井城主・高千穂政信が建立したと伝えられてます。


道の駅高千穂


河内郷エリアから国道を15分ほど走って道の駅高千穂に向かいます。
道の駅高千穂は高千穂町の中心地、高千穂神社や高千穂峡の近くにあります。

高千穂遠征 (23)
午前10時15分、道の駅高千穂に着きました。
写真は道の駅にあった高千穂観光イラストマップ。

高千穂遠征 (24)
秋の味覚フェア開催中。

高千穂遠征 (25)
作中に登場した天鈿女命(あめのうずめのみこと)のモニュメント。

高千穂遠征 (26)
「天鈿女命」解説。

高千穂遠征 (27)
高千穂遠征 (28)
高千穂遠征 (29)
PVにたくさん高千穂の景色が登場するB小町の「POP IN 2」のポップがありました!
高千穂で初めて出会った「推しの子」要素w

高千穂遠征 (30)
11月からの高千穂町コラボのポスターもありました。
3月末までって、けっこう期間長いですねー。

高千穂遠征 (31)
入口のドアに貼ってあったポスター。
人の出入りが激しいので、シャッターチャンスが来るまでけっこう待ちました。

高千穂遠征 (32)
ここで遅めの朝食。

チキン南蛮丼!
宮崎といえばやっぱチキン南蛮っしょ!
お肉柔らかくてとても美味でした。


高千穂神社

高千穂遠征 (33)
高千穂遠征 (34)
道の駅から歩いていける距離にある高千穂神社。

高千穂八十八社の総社です。1900年前の垂仁天皇の時代に創建された神社だそうです。
多くの参拝客で賑わってました。
「POP IN 2」のPVにも登場しましたねー。

子供の頃、家族で高千穂に旅行に来たときに、
ここで夜神楽を見た覚えがあるんですが、
それ以来訪れていないので40年ぶりくらいに来ました。


高千穂峡


高千穂神社から道の駅に戻るのも面倒なのでそのまま歩いて高千穂峡へ向かいます。


高千穂遠征 (35)
地図で見たら近かったけど、高低差がすごいです。
つづら折りの坂道を降っていきます。
行きは下り坂なのでいいんですけど、帰りは登りになるのでつらそう…。

高千穂神社から高千穂峡までは約1キロ、徒歩15分程度。
調べたところによると徒歩で行くには遠いと書いてたりしましたが、
僕は普通に歩けました。

高千穂遠征 (36)
玉垂の滝。
岩壁のいたるところから水が湧きてています。

高千穂遠征 (37)
おのころ池。

高千穂遠征 (40)
池の中には国産み神話に登場する
イザナギノミコトとイザナミノミコトにより生み出された島
「おのころ島」があります。

高千穂遠征 (38)
高千穂遠征 (39)
池の中ではチョウザメが泳いています。

淡水にサメ?って思いましたがサメの仲間ではありません。
3億年前から存在した古代魚の一種で、
その卵は世界三大珍味のひとつとして知られてる「キャビア」です。

高千穂遠征 (41)
滝見台からの景色。
これぞ高千穂峡って景色ですね!

高千穂遠征 (43)
真名井の滝。
高さ17mの日本の滝百選にも選ばれた名瀑。
天孫降臨の際、この地に水がなかったので天村雲命(アメノムラクモノミコト)が天真名井(アマノマナイ)に水種を移され、そこから湧き出る水が滝の水源になり流れ落ちた滝だと言われています。

高千穂遠征 (42)
滝見台から上流方向。

峡谷を形成する「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」は
かつで阿蘇山の大爆発による火砕流が長い年月をかけて侵食されてできたもの。

火砕流は冷えて固まるときに柱の形となって現れます。
それを五ヶ瀬川が侵食してできた地形が高千穂渓谷となったわけです。

高千穂遠征 (44)
高千穂遠征 (45)
遊歩道を上流方向へ歩いていきます。

高千穂遠征 (46)
高千穂遠征 (47)
高千穂遠征 (48)
高千穂遠征 (53)
高千穂遠征 (52)
荒々しい渓谷が続いていきます。

高千穂遠征 (51)
高千穂三橋を見上げて。
下から「神橋(しんばし)」「高千穂大橋」「神都高千穂大橋」。
一つの渓谷の一ヶ所から3本ものアーチ橋を見られるのは全国でもここだけなんだそうです。

高千穂遠征 (54)
「神橋」と「高千穂大橋」。

高千穂遠征 (55)
高千穂大橋を渡って道の駅へ戻ります。
歩道がないから気をつけて。

高千穂遠征 (56)
本日のタマヒュン事案(その2)。
「高千穂大橋」から渓谷を見下ろして。
下に見える橋が「神橋」。

高千穂遠征 (57)
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12時10分。
道の駅に戻る前に少し回り道をして作中に登場した「高千穂がまだせ市場」へ。


荒立神社


車に戻り、作中に名前も登場した「荒立神社」へ。


高千穂遠征 (58)
12時40分。
荒立神社到着、参拝。

高千穂遠征 (59)
荒立神社詳細。

高千穂遠征 (60)
境内、絵馬掛けと七福徳寿板木。

高千穂遠征 (61)
拝殿。

高千穂遠征 (62)
高千穂遠征 (63)
高千穂遠征 (64)
鎮守の森にはたくさんの板木がありました。
探して巡るのも楽しいかもしれません。


国見ヶ丘


次は「国見ヶ丘」展望台へ。


高千穂遠征 (66)
高千穂遠征 (65)
午後1時30分。
行きずぎて狭い山道に入って苦労したりしましたが、なんとか国見ヶ丘展望台に到着。

高千穂遠征 (67)
絶☆景(阿蘇方向)。

高千穂遠征 (68)
標高513m、雲海の名所で有名な「国見ヶ丘」。

雲海は阿蘇や由布院で何度か見たことがありますが、高千穂のも一度見てみたいですね。
雲海を見るには晩秋の冷えた無風の晴れた日の早朝だと言われてます。
けっこう運に左右されるので、もし見られたらラッキーです。

高千穂遠征 (69)
天空のブランコ?
全国各地にありますねー。
正式名称は「国見ヶ丘ブランコ」なんだそうです。
展望台には3つあります。

高千穂遠征 (70)
高千穂市街方向。
せっかくの絶景なのに一眼レフカメラを忘れてきたのが悔やまれます。

高千穂遠征 (71)
展望台の先端のほうまで歩いてきました。
北東方向の景色が望めますね。

高千穂遠征 (72)
ニニギノミコト像。
神楽酒造初代社長が町に寄贈したものなんだそうです。
展望台から少し丘になった場所の階段を登った先にあります。

高千穂遠征 (73)
日向風土記逸文。

高千穂遠征 (79)
高千穂市街地方向を望むニニギノミコト像。

高千穂遠征 (78)
高千穂遠征 (74)
ニニギノミコト像そばの見晴台。

高千穂遠征 (75)
見晴台からの景色。

高千穂遠征 (76)
国見ヶ丘ブランコ(その2)、
(その3)は見つけられなかったです…。

高千穂遠征 (77)
展望台で一番高い場所にある「金毘羅大権現」
「POP IN 2」のPVに登場した場所です。

高千穂遠征 (80)
阿蘇涅槃像。

高千穂遠征 (81)
高千穂遠征 (82)
バス停はあったけど本数が…。
素直にレンタカーとか借りたほうがいいみたい。

高千穂遠征 (83)
駐車場に咲いてた花。
芙蓉(フヨウ)の花?


…といったところで、少し早いけど撤収しようと思います。
阿蘇にも少し寄りたいしね。


南阿蘇パノラマライン展望台(阿蘇)

帰りは久しぶりに南阿蘇鉄道を見て帰ろうかと思いましたが、
南阿蘇鉄道の高森駅、駅周辺がすっかり変わってしまっていて、
車や観光客も多く、駐車場がわからなかったから泣く泣く諦めました。

高千穂遠征 (84)
高千穂遠征 (85)
高千穂遠征 (86)
高千穂遠征 (87)
午後3時20分。
南阿蘇から阿蘇登山道を登って「阿蘇パノラマライン展望台」に立ち寄りました。
ここもすごい絶景でした。

久しぶりに火口の方に行こうと思いましたが、駐車場の渋滞を抜けたあと、
本日は火口周辺立入禁止だと聞かされ追い返されました…。

奥のバス駐車場に熊本産交バス「アイドルマスターシンデレラガールズ」のラッピングバスがいて
写真撮りたい!って思ったけど、駐車場の空きが無くて泣く泣く断念。

高千穂遠征 (88)
帰りもラッピングバスとすれ違い。
2台以上走ってるんですね。

このあと草千里にも寄りたいと思ったけど駐車場とかいっぱいで、停まれんやったデス。
阿蘇観光客めっちゃ多い…。
諦めてこのまま帰ることにしました。

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午後3時40分。阿蘇山から降りるときに撮った米塚。


そのままどこにも立ち寄ることなく小国、日田経由でノンストップで帰宅。


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帰宅は午後7時半。総走行距離は365キロでした。
なんとか無給油で帰宅。
じゅうぶん下道日帰りできることがわかって、コラボ始まったら通おうと思いました。


以上、【コラボ直前】推しの子高千穂聖地巡礼でした。
超久しぶりの高千穂、知らない場所もけっこうあって楽しかったです。
推しの子のおかけで、いろいろ知れたなあって思いました。

高千穂は個人的にいろいろと思い出の深い場所。
まだうちの家族が仲良かった頃、家族4人で旅行した思い出の場所で
ずっと印象に残ってる場所でした。

先日兄を亡くしたので巡っていていろいろと思うところがありました。
自動車免許取ってすぐ、20代のころもたまにドライブで来てました。
最近は縁遠くなってましたが、改めて行ってみて魅力的な場所だと再発見できた気がします。


【追記】


当記事は、10月中に上げるつもりでしたが、
繁忙期で仕事が忙しく、かなり遅れてしまいました…。

コラボ始まったけど休みがなくてまだ高千穂にいけてなくて悔しいです。
グッズとか完売も出てきてるし、早く行かなければと焦りが募ります。



(おわり)



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