アニメ「放課後ていぼう日誌」聖地巡礼のまとめです。
現在の時点で訪問した場所を随時まとめていきます。
「放課後ていぼう日誌」の舞台は熊本県南部に位置する葦北郡芦北町です。
作中では”芦方”という地名になってます。
作品の舞台となってる場所は比較的集中してるので巡りやすかったです。
徒歩では厳しいけど自転車があれば巡れそうです。(※佐敷駅でレンタルサイクルあり)
車で行く場合は駐車場が少し心配ですね。
道の駅や公園の駐車場を利用するといいかと思います。
車で芦北インターから降りて行くのであれば
- 道の駅芦北でこぽん周辺エリア(芦北高校・セブンイレブン・藍川橋・七瀬橋・佐敷城跡)
- 佐敷駅周辺エリア(佐敷駅・佐敷川緑地公園・白岩踏切)
- 芦北町役場周辺エリア(芦北橋・てんぐや)
- 計石地区(芦北大橋・計石港・計石集会所・計石郵便局)
- 鶴木山港エリア(御番所の鼻・鶴木山温泉前バス停・鶴木山港)
- 鶴ヶ浜海水浴場エリア
- 郊外・遠方エリア(海浦駅・山本釣具センター本店・グリルかかし)
1.道の駅芦北でこぽん周辺エリア
南九州道芦北インターを降りてすぐにある道の駅芦北でこぽん。
そこから歩いて行ける範囲にけっこう聖地が集まってます。
そこから歩いて行ける範囲にけっこう聖地が集まってます。
まずはここから巡りましょう。
ちなみに道の駅には主人公のひなちゃんのパネルや聖地巡礼マップ等がありますよ
(※以下パネル設置は2022年3月現在の情報です)
芦北高校
ひなちゃんたちが通う高校です。
道の駅芦北でこぽんから北へちょっと行った先にあります。
ここから部室のある鶴木山港までは自転車がないとキツイですね。
作中でテナガエビの釣り竿を学校に置いてるという話がありましたが、
現実でもテナガエビ釣りをした橋は高校から近いです。
セブンイレブン芦北インター店
七瀬橋
佐敷川にかかる車道橋で、藍川橋より1本上流の橋になります。
作中ではこの下でテナガエビ釣りをしますが、
実際には階段はあるものの、降りられる場所はありません。
作中でテナガエビのいるブロックはありました。
実際にここで釣ろうとすると高い位置から釣り糸を垂らさないといけないですね。
佐敷城跡
藍川橋よりさらに西に向かって歩くと小高い山の上に石垣があるのが見えると思います。
そこが佐敷城跡です。
麓から歩いて登れますが、城山の南東方向から車で山頂付近まで登っていくことができます。
そこそこ広い駐車場があるので、そこに車を停め、
徒歩で5分ほど歩くと山頂の天守跡まで行くことができます。
佐敷駅、市役所、芦北大橋を見下ろす感じの展望ですね。
2.佐敷駅周辺エリア
肥薩おれんじ鉄道の佐敷駅周辺にも聖地がいくつかあります。
鉄道で来た場合はここからスタートすると良いでしょう。
車は駅の駐車場か駅裏の芦北コミュニティセンターに停めておくといいかもしれません。
ちなみにコミュニティセンターには大野先輩のパネルが設置されてますよ。
佐敷駅
佐敷駅。
肥薩おれんじ鉄道線の芦北町の中心駅です。
作中には三敷駅という表示がされています。
植木の下の部分とか作中とは違いますね。
作中の木根の部分にパイロン・バリケードで囲まれてるところがら推測するに、
あとで囲いが出来たのかもしれません。
ちなみに2022年2月現在、駅舎内では原作のパネル展示が開催されています。
駅名が三敷駅となってるのと、灰皿が無いのが違いかな。
ロケハン時は全面禁煙になってなかったのかも?
ポールより手前は道路(横断歩道)なので、道路の反対側から望遠で撮るのが良いかと。
早速出ました失われた聖地…。もう建物がありません。
駐車スペースも増えてる。
駅の舞台は作中との変化がかなりみまれます。
ロケハンしたのはけっこう前だったようですね。
佐敷駅1番ホーム。せっかくなのでラッピング列車を撮影。
ホームに設置してある椅子の跨線橋側、一番端にあるものに座って撮影するとちょうどいいかと。
ホームに設置してある椅子の跨線橋側、一番端にあるものに座って撮影するとちょうどいいかと。
白岩踏切
駅からだと国道3号線に出て、北方向へ5分ほど歩いた場所にあります。
芦北高校からも近く、ひなちゃんの通学経路の途中にある踏切だと思われます。
芦北高校からも近く、ひなちゃんの通学経路の途中にある踏切だと思われます。
ここは画面手前が国道3号線との交差点になっていて、車通りが多いです。
踏切手前に信号待ちしてる車が停まってることが多く、
さらに作中のように列車が通過してるタイミングを撮ろうとすると
さらに作中のように列車が通過してるタイミングを撮ろうとすると
かなり難しいです。
佐敷川緑地公園とその周辺
佐敷駅から駅前の道路(オレンジロード)を南方向、
芦北町交差点、国道3号線を渡って川沿いへ抜けたところにあります。
ここから芦北橋に向かって伸びる土手道にいくつか作中に登場した場所があります。
ここから少し歩けば芦北橋。そのまま次の市役所周辺エリアを巡ってもいいかも知れません。
3.芦北町役場周辺エリア
駅前から国道3号線を南へしばらく行くと芦北町役場があります。
次はこの町役場周辺の舞台を巡っていきます。
このあたりは町の中心地になっているようで商店や官庁施設が集まってます。
役場の駐車場に車を停めさせてもらって周辺を巡りましょう。
ちなみに役場には黒岩部長のパネルが設置してありますよ。
臨海橋
てんぐや
釣具屋の「てんぐや」さん。
ていぼう部が釣り道具を買い出しに行く小さい方の釣具屋さん「たこひげや」のモデルです。
リアルでは「たこ」ではなく「てんぐ」です。
役場からは国道3号線を渡ってすぐになります。
放課後ていぼう日誌のキャラのぼり旗があり、お店の看板にも作中のシーンが描かれてます。
店内にはていぼう部4人のパネルがあり、放課後ていぼう日誌グッズ販売コーナーもあります。
芦北薬局
4.計石地区
役場から芦北橋を渡って川沿いの県道を海まで進んだ先の海沿いの一帯が計石地区です。
この地区にも作中に登場する場所がいくつかあります。
学校からていぼう部部室へ向かう中間地点って感じですね。
おそらくひなちゃんの家はこのあたりになるんではないかと思います。
この地区の港には作中にも登場した芦北のシンボルのひとつでもある
打瀬(うたせ)船がたくさん停泊しています。
公民館の駐車場が公園の駐車場も兼ねてるみたいなので、
ここに車を停めるといいかもです。
計石公民館周辺
計石港
計石港。計石公民館近くの岸壁。
1話や6話で登場するひなちゃんの家の近くの岸壁です。


尺がいろいろ合わなけれども。
この構図で撮るにはドローンかなにかが必要ですね。
5話エンドカード。堤防に登ってなんとか…。
奥に停泊してるのがうたせ船です。
うたせ船が停泊して無いと仮定して見てください。
右側の小さな建物(小屋?)は無くなってました。
計石郵便局付近
作中のイメージだと川かと思ったんですが小さな湾の部分みたいですね。
上の場所を反対方向から。
作中ではうたせ船が出船で停泊してるのですが、実際は入船で停泊してるので同じ構図にはならず。
芦北朝市
計石公民館から海沿いに県道を西へ走っていくと見えてくると思います。


朝市の漁港の岸壁。
打瀬船が停泊しています。
ちなみにすぐ近くにある芦北うたせ直売食堂「えび庵」さんには黒岩部長のパネルがあります。
5.鶴木山港エリア
ていぼう部の部室があり、作中の代表的な舞台となるのがこの鶴木山港になります。
計石地区から海沿いに県道を北西方向へ行った先にあります。
長い堤防と短く曲がった堤防の2つの堤防があり、周辺の景色も作中に多く登場します。
ていぼう部部室
現物はかなり違うのでモデルになったという感じですね。実際は漁具を収める倉庫です。
作中と違って入り口やテラス屋根は海側にあり、道路側には窓しかありません。
作中では部室のすぐ隣にあるトタン小屋なんですが、実際はけっこう離れてます。
鶴木山港の堤防(長い堤防)
長い方の堤防。
作中でていぼう部がよく釣りをしている堤防です。
一番登場する場所ですね。
黒岩部長と初めて出逢う重要なシーンの場所ですね。
残念ながら点灯してくれませんでした…。
このあたりは堤防上部けっこう広いですが、柵など無いので行くときは気をつけてくださいね。
(※取材時2月)
堤防先端部の上より港を眺める。
作中では海を挟んで奥にも堤防がみえてますが、実際はありません。
左奥に集落センターが見えることから、短い堤防が長い堤防の先にあるように描かれてます。
作画指定のミスですかね?
湾曲堤防(短い堤防)
部室の前から伸びてる堤防です。
こちらの堤防もよく登場しますが、作中ほど太い堤防ではありません。
作中のカットは合わない部分が多いです。
こちらの堤防もよく登場しますが、作中ほど太い堤防ではありません。
作中のカットは合わない部分が多いです。
実際の標識は高いところにあるので作中のような構図は難しいです。
作中では部室側の堤防でやってましたが、
長堤防の角度を合わせるなら、集落センター側の堤防からの構図になります。
実際にえびす像があるのはこれまた集落センター側の堤防です。
部室側の堤防にもそれらしきものはあるのですが、風化して朽ち果ててしまってるので…。
鶴木山集落センター
1話でひなちゃんが座って休んでる場所ですね。
フナムシに怯えて芦北漁港のところからここまで逃げてくるとは体力あるじゃんw
1話の冒頭、堤防上に人影を見つけて、集落センターから鶴木山港を見てるシーンですね。
御番所の鼻付近
鶴木山港へ向かう途中にある「御番所の鼻」。
この場所は万葉集に詠われた「野坂の浦」であったとされ。歌碑があります。
この付近も作中に何度か登場します。
またここにある佐敷港の防波堤は4話のイカ釣りの回で出てきました。
作中のような構図で写真を撮るのはドローンでもないと無理なので、雰囲気だけでも。
鶴木山温泉前バス停付近
鶴木山温泉前と書いてあるけど、付近に温泉施設は見当たりません。昔はあったのかな?
港近くの県道のカーブ付近
崖の下にある小さな祠です。
港から鶴ヶ浜海水浴場方向に行ったところの急カーブのところです。
カーブのちょっと先にあります。奥には鶴ヶ浜海水浴場が見えてます。
6.鶴ヶ浜海水浴場
マゴチ釣りやキス釣りの回で舞台となった海水浴場。鶴木山港から北へ少し行ったところです。
鶴ヶ浜海浜公園が隣接してます。
海浜公園の駐車場に停めると1回500円取られるので注意です。
海水浴場の写真を撮るのが目的であれば
海水浴場南側の「とるぱ」駐車場に停めて大丈夫でしょう。
遠景
2022年3月現在、鶴木山から入るオレンジロードの入り口は全面通行止めになってるので
田浦側から入るのが良いと思います。
途中にもアクセスできそうな道路はありますが
道が狭いので車で行くのはおすすめできません。
南側にある堤防付近
南側の防波堤より。
作中では道路に対して直角についてるように見えるこの階段ですが、
実際は道路に対して少し斜めについてますね。
同じように撮るのは難しい…。
4月に行ったときで太陽の位置はここ。まだまだ太陽の位置は南です。
作中の位置に太陽が沈むのを見るには夏至を待たねばならないのかもしれません。
7月1日に行ったときの写真。
夏至前後になると、太陽はこの位置に沈むようです。
作中画像ドンピシャを狙うなら6月〜7月ですね。
海水浴場見張り
展望台かと思ったら、ライフセーバーの見張り台兼待機所みたいでした。
砂浜


砂浜のカットいろいろ。
ちなみにリアルでは砂浜からの釣りは禁止されています。
海水浴場南側
県道の道案内標識。南側の堤防側にあります。
「とるぱ」駐車場近くなのでわかりやすかと。
岩場と階段がポイントです。
7.郊外・遠方エリア
芦北中心部より離れた場所にあるポイントがいくつかあります。最後にそれらをまとめて案内しますね。
海浦駅
七浦オレンジロード海浦橋上から撮る構図ですね。
この写真を撮るために、麓から歩いて登りました…。
撮影ポイントまで車で行けたんですね。無駄骨乙…orz
場所は佐敷駅から国道3号線を北上、佐敷トンネルを抜けた先にある海浦交差点、
そこから集落やみかん畑のある狭い道に入り、坂を登った中腹くらいにあります。
特に案内看板などは無いので入り口がわかりにくいです。
道が狭く、駅前は行き止まりでUターンも難しいので、
車で駅まで行くのはおすすめできません。
七浦オレンジロードから行くか、佐敷駅より列車で行ったほうが確実だと思われます。
佐敷駅からは上り(八代・熊本方面)列車で一駅です。
(熊本市)山本釣具センター本店
おれんじ鉄道で行ってるので八代市のほうかと思いましたが、
熊本市まで買いものに行ってたんですね。
ちなみにおれんじ鉄道はJRに乗り入れ熊本まで行く列車もあります。
芦北から熊本市まではかなり離れてます。車でも高速利用で1時間くらいかかります。
熊本駅から歩いていけると思います。
(※実際に歩いてみました。女子高生が歩くにはちょっと遠いかもしれませんがw)
駅前の通りを東方向へ。国道3号線迎町交差点を右折した少し先です。
同じ構図で撮るには車道に出ないといけないのでこれで勘弁。
(人吉市)グリルかかし
夏海ちゃんの実家の「洋食・喫茶ほだか」のモデルです。
作中では芦北にあるこのお店ですが、
実際は芦北町内には無く、車で40分ほど離れた人吉市にあります。
西人吉駅のちかく、国道219線沿いにあって、わかりやすいと思います。
昨年の水害で肥薩線は不通になってるので、人吉に行くには車かバスになると思います。
現在国道219号線は八代〜人吉間、通行止めになってますが、大野大橋までは行けるので
芦北方面から行くのであれば通行できます。
現在のところ以上です。
この記事はあたらしいスポットをめぐり次第、随時更新していく予定ですのでよろしくおねがいします。
【聖地巡礼マップ】
(おわり)
※ご注意※
当エントリーでは作中の画像を比較研究目的により引用しています。画像等の著作権は”海野高校ていぼう部
”に全て帰属します。
【更新記録】
2022年2月7日 (2月6日聖地巡礼)記事制作
2022年3月1日 (2月26日聖地巡礼)2022年3月2日 (2月27日聖地巡礼)
2022年3月3日 誤字脱字訂正、再編集。
2022年3月7日(3月5日聖地巡礼)
2022年3月12日(山本釣具センター本店周辺画像追加)
2022年4月16日(佐敷駅1番ホーム画像を追加・鶴ヶ浜海水浴場の夕景画像を差替)
2022年5月11日(芦北町漁協・佐敷港防波堤からの景色・鶴ヶ浜海水浴場堤防を追加)
2022年8月1日(鶴ヶ浜海水浴場の夕日および鶴木山港先端部の写真追加)
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