先週末に鹿児島の桜島サービスエリアに桜島麻衣自販機を見に行った南九州の旅の2日目。人吉から湯前までくま川鉄道の旅をしました。そのとき立ち寄った軽巡洋艦球磨記念館の様子とともにレポートしたいと思います。
1.国道219号線で八代から人吉へ
宿泊した八代のホテルAZを午前8時半に出発。
今回はあえて下道でのんびり人吉を目指したいと思います。
球磨川沿いを走る国道219号線を走って行きます。人吉まで1時間半のドライブです。
朝靄の球磨川を横目に山間のカーブの多い道を走って行きます。
途中「道の駅坂本」で小休止。
「道の駅坂本」前の球磨川の様子。上流方向は霧が立ち込めてました。
下流方向は霧も晴れていて青空が見えてました。気持ちのいい晴天です。良い天気だったのですが、人吉が近づくにつれて霧が深くなっていって、人吉に着いた頃にはすっかり青空は見えなくなりました。
終日快晴を期待していてただけにちょっとガッカリ…(´・ω・`)
2.人吉駅
午前10時、人吉駅に到着です。
霧のせいか視界が悪いです。人吉は盆地だからか、霧が晴れるのが遅いのですかね?
SL人吉は運休日、残念無念…orz
後から調べて知ったのですが、SL人吉は冬季は運休してるそうで、3月まで見られないみたいですね。
観光列車「いさぶろう・しんぺい」に乗りたいとも思っていたのですけど、10時8分発の列車、タッチの差で間に合いませんでした…。
まあ無計画に来てしまったのでこういうこともありますね…致し方ない。
でも、まあ、せっかく人吉まで来たのだからなんか列車に乗りたい!
観光列車「田園シンフォニー」は予約してないので無理そうなので、その前の普通列車で終点の湯前を目指します。
見ての通り、ホームにJRの列車は見当たりません。少し前に八代行きの普通列車が出発して居なくなったのでJRの車両は居なくなりました。
行楽シーズンやイベントの時は列車や観光客で賑わうホームもこの日は閑散としてました。
3.くま川鉄道の旅(往路)
そんな訳でくま川鉄道普通列車に乗り鉄します。
KT-505「白秋」@人吉温泉駅。
KT-501「冬」@人吉温泉駅。
球磨川を渡る。霧がすごくて遠くが見えません。
田園風景も霧の中。遠くの山とか全く見えません。せっかくの車窓が…残念無念。
まさに冬ですねえ。
くま川鉄道にロングシートの車両なんてあったんだー。
って思ってましたが、数ヶ月前に全車両ロングシート化されたとのこと。
記事によると、一応”サイクルトレイン”に対応するための改装とのことでしたが、その裏で朝夕の通学時間帯の混雑を解消したいという目的もあったのではないかとのこと。
観光客の身としては少し残念な気がします。
こんなこと言える立場ではないとは思いますが、やっぱ乗り鉄としてはボックスシートのほうが良かったなあって感じます。
観光客より常時利用する地元の乗客を優先するのは致し方のないことかもしれませんけどね。ボックス席でのんびり車窓を楽しめるのを気に入っていただけに残念です。
湯前駅到着。くま川鉄道KT-505を背景にハチロクちゃんを記念撮影。
湯前駅に停まるくま川鉄道「冬」「白秋」編成。
4.市房山神宮里宮へ
くま川鉄道湯前線終着駅の湯前駅です。開業当時(大正13年)から使用されてる木造駅舎は国の登録有形文化財に指定されてます。
駅に隣接する観光物産館「湯〜とぴあ」にこれから向かう軽巡洋艦球磨記念館のポスターありました。
レンタサイクルを借りようかとも思いましたが、時間があったので歩くことにしました。
そういう訳で、軽巡洋艦球磨記念館のある市房山神宮里宮を目指します。徒歩15分くらい。
前回歩いた時、けっこう駅から離れていた気がしましたが、今回は思ったほど遠く感じなかったです。良い気候だったので楽に感じたのかな?
湯前マンホール。
市房山神宮里宮ちかくの都川橋からの景色。田園風景が広がります。
市房山神宮里宮の大鳥居。ここから坂道を登っていきます。坂道の途中からは境内に続く階段。少ししんどいかも?
5.軽巡洋艦球磨記念館
軽巡洋艦球磨記念館。拝殿から見て左奥に立ってます。
軽巡洋艦球磨の艦内神社がここ市房山神宮からの分祀だったらしいです。
早速入って行きましょう。
見学は無料です。
無人なので入るときに入口横にある紐を引っ張ると電気がつきます。
動画や解説のアナウンスなども流れ出します。
入り口にあった時鐘(じしょう)。
のぼり旗。ちなみに軽巡洋艦球磨の絵は銀時さんの作画でございます。
入り口に置いてあったショーケース。
艦これの球磨でクマー。
艦これグッズがあちらこちらに。
アクリルパネル良いですね。
艦これノートな来館ノート。
展示室の様子。軽巡洋艦球磨の経歴をメインに日本海軍の歴史などの解説をわかりやすく展示してありました。あまり堅苦しい感じではなく、若い人にも理解しやすい感じにくだけた感じで解説してある印象でした。
また前回来た時より随分展示が増えてる気がしました。配置も変わってます。
ここを運営している球磨りんさんをTwitterのほうでフォローさせて頂いてるのですけど、見てると、こまめに手を入れてるようで、どんどん展示が充実していってるようです。
若い世代の方が、私的に軍艦の史料館を積極的に運営、管理されてるというのは、江田島の軍艦利根資料館と同じような感じですね。すごいなーって思います。
かわいいくまー!
超かわいいくまーっ!!!
「球磨」の模型。普通の模型展示とは一味違って、乗組員が配置されているのが目を引きます。
以前ここで開催された同人イベントのポスターとか。
アルペジオのキリシマがいますよー!熊だからですかねー?!
そんな感じで、1時間ほどゆっくり見学させていただきました。
6.くま川鉄道の旅(復路)
来た道を戻って、再び湯前駅です。
湯前駅に隣接する湯前レールウイングのアーチ。よく見ると魚がいますねー。
帰りの列車はKT-504「夏」KT-503「春」編成。
駅舎と「夏」列車。夏と春。
やっぱりこれもロングシート。
駅舎に設置されている賽の鐘と潮の鐘。
賽の鐘は男根型のご神体で知られる塞神社ちなむ鐘で、潮の鐘は鵜戸神宮の分社とされるおっぱいの神様、潮神社にちなむ鐘なんだそうです。
駅改札。湯前駅は土日は無人ですが、平日は有人駅になるそうです。
ホームの景色。発車までかなり時間があったので写真撮りまくりました。
ようやく出発です。では人吉に戻りましょう。
球磨川を渡る。行きのときと違って霧もすっかり晴れました!
何気なく車内の飾りを見てたら…あれ?なんか見たことある子達がいない?
なんか嬉しい発見ヽ(=´▽`=)ノ
7.人吉散策
そういう訳で、人吉温泉駅に戻ってきました。
駅前のお土産物屋にあった横断幕。
紅白の司会、ウッチャンなんだ!初めて知ったはー。そういえば人吉出身でしたね。
「夏目友人帳」のタペストリー、ちょっと欲しかった…。
春のまいてつまつり以来、半年ぶりのハチロクちゃん@ステーションビジネスホテル天守閣さん
ビジネスホテル千代鶴さんの前に設置された「まいてつ」聖地巡礼マップ。
そのうち、ちゃんと聖地巡礼してみたいですねー。
人吉温泉物産館で遅いお昼〜。チキン南蛮うどんセット。
青井阿蘇神社にお参り。写真は国宝の楼門。
参拝。
ちょっと早いけど、そろそろ帰ります。また春になったら来ようと思います。
この後は寄り道せずにまっすぐ家路につきました。まあ体調も万全でなかったので、今回は早めの帰宅となりました。
以上です。
久しぶりの人吉。SLが居なかったのは残念ですが、その分、くま川鉄道と軽巡洋艦球磨記念館を満喫できたので良かったと思います。
またそのうち機会を作って「まいてつ」や「夏目友人帳」の聖地巡礼とかしたいし、来年はもっと行く機会を増やしたいなーって思ってます。
(おわり)
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