9月8日に呉に行ったときの写真を掲載していきます。約半年ぶりの呉。豪雨災害の後はじめての呉入でした。広島に寄ったり降りるインターを間違ったりして呉に入ったのは15時頃。予定よりかなり遅い時間になってしまいました。
久しぶりの港町珈琲館で遅い昼食。アレイからすこじま前にあるお店ですよ。


日本で潜水艦が見れる唯一の喫茶店。…じゃないかな?アニメ「宇宙よりも遠い場所」に登場したお店としても有名です。
食べるは海自カレーの「くろしおカレー」。呉海自カレーの中でもお気に入りの一つ。

ランチタイムは焼き立てピザ食べ放題です。焼き上がったものをテーブルまで持ってきてくれます。カレーもビザも美味しすぎて、やだーまたデブっちゃう〜。

アレイからすこじま前のレンガ倉庫に今月新たにオープンしたお土産物屋「澎湃館」。最初読めなかった…「ほうはいかん」と読みます。「澎湃」とは、水がみなぎり渦巻くさま、物事が盛んな勢いでわき起こるさまという意味らしいです。

ここのレンガ倉庫群、このままにしておくのは勿体無いって思ってたんですよ。ここにお店が出来るのは嬉しいですね。
入り口。オリジナルキャラクターがお出迎えです。
18時まで営業。呉の観光関連は大和ミュージアムに合わせてか18時までやってるところ多いですね。

入って右手にはカフェ「粉こカフェ」があります。パンや珈琲を販売していて、フリースペースに持っていて食事もできます。
名前は募集中らしいです。
うおおおおお!!見たことある絵柄の色紙がたくさん!


店内はモダンでおしゃれな感じでGOODです!

奮発して「かが」パーカーを買いました。


赤城デサインの丸缶に入ったクッキー。赤城の他にも長門や扶桑など種類がたくさんありました。少しずつ集めていこうかなー。
串山(旧工廠神社近く)から見る自衛隊桟橋。本日は「かが」の姿はありませんでした。せっかくの呉だけど、あいにくの雨模様でねー、残念でした。災害の影響と天候もあってか、この日のアレイからすこじまは観光客もまばらでした。
潜水艦はそうりゅう型ばかり3隻停泊してました。
護衛艦「うみぎり」輸送艦「くにさき」。
「くにさき」と松山行きフェリー。手前に少し見えてるのは退役潜水艦。たぶん「あさしお」。解体をここで待ってます。
呉では日常の風景?
そうりゅう型潜水艦。黒テカ。

潜水艦が間近で見える公園。それがアレイからすこじま。

潜水艦の奥、艦番号229はあぶくま型護衛艦「あぶくま」。うしろの掃海艇はすがしま型の「あいしま」。右の護衛艦は…ゆき型っぽいけど、艦名はわかりません。
「ひびき」が帰港してました。
艦これアニメのあのクレーン(モデル)。

正岡子規歌碑と潜水艦桟橋。
この日はアレイからすこじま周辺だけ巡って、早めにホテルにときめきチェックインです。
部屋で休憩したあと、夜の呉市街にお出かけです。
雨の境川。
まずは大和温泉物語でドライブの疲れを癒やしたいと思います。呉湾を眺めながら温泉に入れます。運が良ければ護衛艦も見れます。あと日新製鋼の煙突から炎が吹き上がる(「フレアスタック」と云ふもの也)様子も見れて綺麗です。

今回のひとり呑み会はいろいろ悩んだ結果、「海軍さんの麦酒舘」で開催ケッテーイ。お昼が遅かったのでまあ軽めにってことで端末で気軽に頼めるここにしました。
海軍さんの麦酒舘にあるビールは基本4種。ピルスナー、ヴァイツェン、アルト、ハーフ&ハーフ(ピルスナー&アルト)。
一般的なビールを呑みたいならばピルスナーをチョイス。ポップの苦味を特徴としたビールですよ。日本で一般的なビールと言えばこの味です。
ヴァイツェンはドイツのバイエルン地方で発展したビールですよ。「ヴァイツェン」はドイツ語で小麦という意味です。小麦麦芽を多く使用した苦味の弱いフルーティーな感じのビールですよ。
アルトはドイツのデュッセルドルフで発展したビールです。「アルト」とはドイツ語で「古い」という意味で、アルトの醸造方法の上面発酵が下面発酵よりも古い歴史を持つことに由来します。ポップの利いたまろやかで苦味のあるビールです。黒っぽい色をしています。
ビールを分類するとき「エール」とか「ラガー」とか言いますが、これは発酵方法の違いからくる分類らしいですね。「エール」は上面発酵で作るビールのこと、「ラガー」は下面発酵でつくるビールのことのようです。自然発酵というものもありますがほとんどのビールがこの2つに分類されます。
「エール」は芳醇で濃厚な味わいのビール、「ラガー」は爽快感があってのどごしが良いビールといった感じです。日本でビールというと「ラガー」の印象が強いのかな?
このお店で言うと、「ヴァイツェン」「アルト」はエール、「ピルスナー」はラガーに分類されます。
今年の夏は全然食べる機会のなかった珍来軒の呉冷麺。これを食べずにどうするの?唐辛子入のお酢をかけていただきます。冷麺のなかではダントツ美味い。
お土産用の呉冷麺買って帰って作ってみたけど、あまり美味しくないんですよね。やはり現地で食べないと駄目かな。それとも珍来軒のだから美味いのか?
千福の米焼酎「夢のつゆ」ロックで。焼酎も造ってたのですねえ。
じゃこ豆腐サラダ。ハーフを頼んだんですが、ハーフでも量が多いw
〆は「しまのわビール」で。フルーティーな麦酒ですよ。

今夜の宿「呉森沢ホテル」に帰ってきました。ギリシャ神殿を思わせるこの外観は歴史を感じちゃいます。すごそうなホテルという印象ですが値段は意外とリーズナブルなのでよく利用します。
一夜明けて翌日の朝。この日も相変わらずの雨…。残念無念じゃ。

これが噂の呉マンホール!!
雨なんで呉市立美術館へ「この世界の片隅に」マンガ原画展を見に来ました。なんと最終日!ギリギリで見に来れましいた。
僕は映画上映前の原画展にも行ったので2回目ですかねー。
美術館入り口。

前回よりも気合入ってるなーって印象でした。最終日というのもあったのかお客さんも多かったです。原作者の漫画にたいするこだわりとか感じられて良い企画展でした。

館内見終えて外に出てみると雨脚がさらに強くなってました。もうやめてー夕凪さんの靴のなかはもうびじょびじょよー。

海上自衛隊呉史料館、てつのくじら館。雨に濡れるあきしおさん。とりあえずショップだけ冷やかしに。
ショップに銀時さんの絵が!
そして大和ミュージアム。
長門の企画展は2回目。
企画展は人も比較的少なく前回よりゆっくりじっくり見れてよかったです。

長門凄い!長門偉い!って気分になりました。思わずパンフも買いました。「長門と陸奥は日本の誇りアジアの誉」。
人気者であった長門さん。抑止力として平和の象徴、ヒーローとして人生というか艦生を送った長門さん。日本国民の英雄、誇りであり日本海軍の花形役者だった長門さん。
敗戦後、生き残った唯一の戦艦として、最後の最後まで日本海軍の意地を見せて誰にも看取られること無く沈んでいったその史実に涙せずにはいられません。
戦後の人は戦艦と言うと「大和」しか知りませんが、敗戦前の人々は戦艦と言うと「長門」だったのですよ。
「大船や 波あたたかに 鷗(かもめ)浮く」常設展入り口にあるこの正岡子規の句、どこかで見たと思ったら…。

呉市立美術館に歌碑がありましたね。いつか子規の歌碑巡りもしてみたいです。
1/10大和模型。知り合いは意外と小さいと言ったけど、この10倍なんだよ?
特殊潜航艇「海龍」。本土決戦用の特攻兵器として開発されていました。世界初の有翼潜水艇で水中を飛行機のように自由に先行浮上することを目指して設計されてます。終戦時に200隻以上か建造され200隻以上が建造中でした。開発が終戦間際だったのでほとんど実践には投入されていません。
回天十型。回天は言わずとしれた特攻兵器、人間魚雷。上の海龍はまだ潜水艇の形をしてますが、回天はまさに魚雷に操縦席が着いたものといった印象です。十型は試作型らしいので大津島の回天記念館と回天とは少し形が違いますね。
零戦。零戦として展示されてますが、この六二型は戦闘爆撃機という分類になります。艦これでも爆撃機に分類されてますね。機体は五二型をベースに開発されました。

栄三一甲型エンジン。栄エンジンは中島飛行機が開発した航空機用空冷星型エンジンです。零式艦上戦闘機などのエンジンとして知られています。
こちらは火星エンジン。三菱重工が開発した航空機用空冷星型エンジンで、天山、雷電、一式陸攻や二式大艇ちゃんなどに装備されています。
重巡「青葉」の主砲身。途中から切断されてるし、置かれてる場所が悪いのか気が付かない人も多いようです。

大型資料展示室。
戦艦「扶桑」模型。
戦艦「榛名」模型。
伊401模型。


外に出たら「この世界の片隅に」のラッピングバスにまた出会いました。
この後は竹原のほうへ行くのですが、その様子はまた別の機会に。
以上です。
今回天候に恵まれなかったこともあって、艦船めぐりは乗船しませんでした。ただ、雨が降ってもけっこう見るとこはあるので呉は良いです。あと、確かに観光客は少なめだったので、逆にいつも混雑していて展示のみれない大和ミュージアムなんかは今がチャンスかもしれません。
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