5月20日、呉に行く途中で山口県下松市の笠戸島に立ち寄りました。ここにコンクリート製曳航式油槽船があるという情報を得たので、見に行こうと思ったのです。今回は笠戸島の景色とコンクリート船のレポートを掲載していきたいと思います。

笠戸大橋。本土と笠戸島を結ぶ橋です。笠戸島は瀬戸内海の島で、下松市にあります。下松市は岩国と徳山(周南)の間くらいです。近くには回天で有名な大津島、少し離れて、陸奥記念館のある周防大島(屋代島)があります。
コンクリート船のはっきりした場所がわからなかったので、笠戸島をうろうろしてました。

テラノザウルスがいたので思わず車を停めて見に行きましたw

こちらにはトリケラトプスが待ち構えていました!喰われる!?
恐竜がいたところは外史公園という公園になっていて面白そうだったので散策してみます。ちょうど展望台もあるし上手く行けばコンクリート船の場所がわかるかも?

駐車場にいた猫。

メスの方はお腹に子供がいるっぽい?

オスのほう。美男子ですな。

なぜか蒸気機関車が!しかもデゴイチ!?線路もないこんな島になぜ??

僕らのあこがれデゴイチさん。

海に向かって飛び出しそうな感じですな。まるで銀河鉄道999w

後部にこういう塗装があるのは珍しくないですか?

解説板。下松市で生まれた蒸気機関車なのでここに展示してあるそうな。このデゴイチは昭和15年11月に日立製作所笠戸工場でつくられたそうです。32年間山陽本線で活躍されていたとのこと。このデゴイチさんは故郷で余生を送っているわけですね。

外史公園入り口。

公園のある入合山の頂上にある長岡外史像。それにしてもすごいお髭ですね。髭の長さは70cmもあるそうです。「プロペラひげ」と呼ばれてたとのことw
長岡外史は明治大正時代の陸軍軍人・政治家。日本の航空と日本スキーの創始発展に尽くした人物とのこと。地元下松市出身。

外史公園展望台より瀬戸内の景色。「ビュースポットやまぐち」のひとつに指定されています。沖に自動車運搬船がいますね。

左の建物は国民宿舎大城。

貨物船がタグボートに曳かれてました。調べてみると石炭運搬船「やまゆり」(総トン数15128トン)という船のようです。

沖に停泊していた自動車運搬船。川崎汽船(K-LINE)の自動車運搬船「GOLDEN FAN」(総トン数:27650トン)のようです。

本土の港の方には同じく川崎汽船(K-LINE)の自動車運搬船「HAWAIIAN HIGHWAY」(総トン数75126トン)が停泊してました。でっかい船です。一昨年就航した新しい船のようですね。
しかしなぜこんなに自動車運搬船がここに?…と思ったら車ではなく鉄道車両を積み込むために来てるのですね。ここにはデゴイチくんの生まれた日立製作所笠戸工場があるので、そこで作られた車両を積み込んでるようです。

新笠戸ドックではタンカーを建造中の模様。


北側(本州側)の展望。コンクリート船は見つかりませんね。

いろいろ調べてみたところ、行き過ぎてるのがわかりました。引き返してみると笠戸大橋渡ってすぐ、笠戸島ハイツのちかくにコンクリート船のある夕日岬がありました。

見えました!コンクリート船。砂利浜の奥の方に沈んでました。

望遠レンズで。一部しか水面に出てません。もっと近くで見たので降りる道がないか探索してみます。

獣道で砂利浜のすぐ手前まで降りることが出来ましたが、2mくらいの崖になっており、これ以上進めませんでした。はしごでも持ってくれば降りれそうなのですけどね。

海中に沈んでいる部分がどれだけあるのかはちょっとわかりませんでした。最初、水上部分、艦尾が見えてるのかなって思ったのですけど、よく見ると途中で折られてるようですね。

安浦の武智丸や音戸坪井漁港のコンクリート船と違って、完全に廃棄されてる感じですね。どういった経緯でここに打ち捨てられることになったのかはわからないようです。
港の防波堤として使われている他の2隻に比べると、ちょっと可哀想ですね。このままここで朽ち果てていくと思うと切なくなります。こういう大戦中の遺構が調査もされず打ち捨てられてることは残念に思います。
以上です。
今回、コンクリート船を探索するという目的で初めて笠戸島に行きましたが、景色も綺麗で自然も豊かで良い島ですね。無料で渡れるし、また機会があれば行ってみたいなって思いました。
コンクリート製曳航式油槽船も無事に見れたことに一応の満足を得ました。もうすこし近くで見れたら嬉しかったですけどね。望遠レンズ大活躍でした。
(関連記事)
若松の軍艦防波堤2
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笠戸大橋。本土と笠戸島を結ぶ橋です。笠戸島は瀬戸内海の島で、下松市にあります。下松市は岩国と徳山(周南)の間くらいです。近くには回天で有名な大津島、少し離れて、陸奥記念館のある周防大島(屋代島)があります。
コンクリート船のはっきりした場所がわからなかったので、笠戸島をうろうろしてました。

テラノザウルスがいたので思わず車を停めて見に行きましたw

こちらにはトリケラトプスが待ち構えていました!喰われる!?
恐竜がいたところは外史公園という公園になっていて面白そうだったので散策してみます。ちょうど展望台もあるし上手く行けばコンクリート船の場所がわかるかも?

駐車場にいた猫。

メスの方はお腹に子供がいるっぽい?

オスのほう。美男子ですな。

なぜか蒸気機関車が!しかもデゴイチ!?線路もないこんな島になぜ??

僕らのあこがれデゴイチさん。

海に向かって飛び出しそうな感じですな。まるで銀河鉄道999w

後部にこういう塗装があるのは珍しくないですか?

解説板。下松市で生まれた蒸気機関車なのでここに展示してあるそうな。このデゴイチは昭和15年11月に日立製作所笠戸工場でつくられたそうです。32年間山陽本線で活躍されていたとのこと。このデゴイチさんは故郷で余生を送っているわけですね。

外史公園入り口。

公園のある入合山の頂上にある長岡外史像。それにしてもすごいお髭ですね。髭の長さは70cmもあるそうです。「プロペラひげ」と呼ばれてたとのことw
長岡外史は明治大正時代の陸軍軍人・政治家。日本の航空と日本スキーの創始発展に尽くした人物とのこと。地元下松市出身。

外史公園展望台より瀬戸内の景色。「ビュースポットやまぐち」のひとつに指定されています。沖に自動車運搬船がいますね。

左の建物は国民宿舎大城。

貨物船がタグボートに曳かれてました。調べてみると石炭運搬船「やまゆり」(総トン数15128トン)という船のようです。

沖に停泊していた自動車運搬船。川崎汽船(K-LINE)の自動車運搬船「GOLDEN FAN」(総トン数:27650トン)のようです。

本土の港の方には同じく川崎汽船(K-LINE)の自動車運搬船「HAWAIIAN HIGHWAY」(総トン数75126トン)が停泊してました。でっかい船です。一昨年就航した新しい船のようですね。
しかしなぜこんなに自動車運搬船がここに?…と思ったら車ではなく鉄道車両を積み込むために来てるのですね。ここにはデゴイチくんの生まれた日立製作所笠戸工場があるので、そこで作られた車両を積み込んでるようです。

新笠戸ドックではタンカーを建造中の模様。


北側(本州側)の展望。コンクリート船は見つかりませんね。

いろいろ調べてみたところ、行き過ぎてるのがわかりました。引き返してみると笠戸大橋渡ってすぐ、笠戸島ハイツのちかくにコンクリート船のある夕日岬がありました。

見えました!コンクリート船。砂利浜の奥の方に沈んでました。

望遠レンズで。一部しか水面に出てません。もっと近くで見たので降りる道がないか探索してみます。

獣道で砂利浜のすぐ手前まで降りることが出来ましたが、2mくらいの崖になっており、これ以上進めませんでした。はしごでも持ってくれば降りれそうなのですけどね。

海中に沈んでいる部分がどれだけあるのかはちょっとわかりませんでした。最初、水上部分、艦尾が見えてるのかなって思ったのですけど、よく見ると途中で折られてるようですね。

安浦の武智丸や音戸坪井漁港のコンクリート船と違って、完全に廃棄されてる感じですね。どういった経緯でここに打ち捨てられることになったのかはわからないようです。
港の防波堤として使われている他の2隻に比べると、ちょっと可哀想ですね。このままここで朽ち果てていくと思うと切なくなります。こういう大戦中の遺構が調査もされず打ち捨てられてることは残念に思います。
以上です。
今回、コンクリート船を探索するという目的で初めて笠戸島に行きましたが、景色も綺麗で自然も豊かで良い島ですね。無料で渡れるし、また機会があれば行ってみたいなって思いました。
コンクリート製曳航式油槽船も無事に見れたことに一応の満足を得ました。もうすこし近くで見れたら嬉しかったですけどね。望遠レンズ大活躍でした。
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