年末年始休みに行った冬の大遠征レポート、第2回です。第1回はこちら。今回は横須賀編その1、横須賀散策と護衛艦ウォッチングの模様をレポートしていきたいと思います。
横須賀に到着したのは12月30日午前11時頃です。まずは横須賀駅のすぐ近くにあるヴェルニー公園から横須賀基地に停泊している艦艇を見ていきます。

まず目にとまるのは駅ホームからも見えたヘリ搭載護衛艦「いずも」です。現在、海上自衛隊最大の艦艇です。一番手前に停泊していて、けっこう近くで見れるので、その大きさを実感することができますよ。


夏に博多湾でお見送りして以来の「いずも」さんでした。

こちらは米軍のイージス艦。艦番号54番「カーティス・ウィルバー」、85番「マキャンベル」。ともにアーレイ・バーク級のミサイル駆逐艦であります。アーレイ・バーク級は海上自衛隊のイージス艦(こんごう型・あたご型)のモデルになった艦と言われていて、形がよく似ています。
この2隻は米海軍の第7艦隊第15駆逐隊所属の艦です。

米海軍イージス艦と住友重機横須賀造船所のクレーン。

「いずも」やや正面から。

「いずも」の奥のほうには艦番号107番、むらさめ型護衛艦「いかづち」が停泊していました。同型艦には呉の「いなづま(電)」「さみだれ(五月雨)」の他、「むらさめ(村雨)」「はるさめ(春雨)」「ゆうだち(夕立)」「あけぼの(曙)」と艦これ実装艦が揃っていますw

「いずも」正面から。

「いずも」と護衛艦たち。

「カーティス・ウィルバー」&「マキャンベル」。少し斜めから。

そうりゅう型潜水艦とおやしお型潜水艦。国内で潜水艦が間近でみれるのは呉のアレイからすこじまと、ヴェルニー公園だけ。

おやしお型2隻。カウントダウンイベントのための電飾が装備されてました。

ヴェルニー公園から見る米イージス艦と海自の潜水艦。

ヴェルニー公園には陸奥の主砲身が船の科学館より移設されてました。去年、里帰りプロジェクトのポスターを横須賀で見たのですが、それが実施されたのですね。移設前に船の科学館で見れてたので、場所を変えての半年ぶりの再会でした。



呉の大和ミュージアムにあるのも4番砲塔の主砲身だったと思います。どちらも実際に引き揚げられたものらしいです。ちなみに江田島の第一術科学校(旧海軍兵学校)にある砲塔は近代化改装の際に新しい主砲塔の代わりに取り外されたもので、教材用に設置されたものなんだそうです。しかしこれもまた4番砲塔。

撮影中にサブ機のバッテリーのところの蓋が外れて、そのまま海にポチャリ…。凹みました…。



ストライクウィッチーズにも登場した「旧横須賀軍港逸見波止場衛門」

横須賀駅。これより海上自衛隊基地の見える場所を探すために駅の周辺を散策します。

トンネル前のこの階段を登れば高い台に出れそうだぞ…と思って登ったはいいけど、結果民家につながってるだけみたいだったので、引き返します…。

トンネルを抜けた先に高台のマンションの方に続く階段があったので登ってみます。

今度は正解でした!護衛艦3隻が見えます。一番手前、艦番号110番はたかなみ型護衛艦「たかなみ」。呉の「さざなみ」と同型艦ですね。真ん中の護衛艦、写真だと艦番号が見えませんが、116番、あきづき型護衛艦「てるづき」ですね。佐世保の「あきづき」「すずつき」、舞鶴の「ふゆづき」と同型艦です。奥は上でも説明した「いかづち」です。


眼下の横須賀線を走る電車。電車の撮影スポットとしてもよさそう。

停泊している汎用護衛艦3隻をアップで。

米軍基地のほうには、米空母「ロナルド・レーガン」が停泊しています。この時点では定期点検で入渠中とのこと。

先程ヴェルニー公園から見えた「カーティス・ウィルバー」と「マキャンベル」の姿もこの通り。

手前の桟橋にはあさぎり型護衛艦「ゆうぎり」とたかなみ型護衛艦「おおなみ」が停泊してました。奥は輸送艦「ときわ」と試験艦「あすか」。

護衛艦3隻。

一番上まで登ったら公園がありました。安針台公園と言うらしく有名な護衛艦撮影スポットとなってるようです。呉の串山公園みたな場所かな?

横須賀基地全体がよく見渡せます。

海自艦艇と米軍艦艇。

「ロナルド・レーガン」。

「いずも」のお尻も少し見えますw

「たかなみ」「てるづき」「いかづち」の艦橋と主砲。それぞれの艦橋の形や主砲の違いが一目瞭然で面白い。


横須賀基地に停泊している護衛艦を堪能できました。いつかまた横須賀に来ることがあればここは必ず来ようと思います。撮影に夢中になってると、いつの間にか軍港クルーズの時間が迫ってきていたので、急いでヴェルニー公園まで戻りました。
そしてヴェルニー公園には、今まで見逃していて、見たかったものがもうひとつありました。軍艦の碑です。

軍艦山城之碑。不幸型…いや扶桑型戦艦の妹のほうです。

そして戦艦長門の碑。連合艦隊旗艦として国民に愛された戦艦でした。当時は大和型の存在は秘密にされてましたから、日本海軍最強の戦艦というと「長門」と「陸奥」でした。

長門の碑から横須賀の海を望む。

国威顕彰の碑。高雄型の艦橋を模して作られた碑だと言われています。


正岡子規の文学碑。子規の歌碑、呉にもありますよね。

軍艦沖島の碑。沖島は日本海軍初の大型敷設艦(機雷敷設艦)であったらしい。

海軍の碑。

そして軍港クルーズへ…。
長くなりそうなので軍港クルーズの模様はまた次回に。
今回が横須賀で初めての護衛艦ウォッチングとなりました。前回は軍港クルーズが主だったので、じっくり陸から護衛艦を眺めたのは今回が初めてですね。望遠レンズとか役に立ってくれました。
前回撮った護衛艦の写真は逆光具気味が多くがっかりしましたが、今回は比較的綺麗に撮れたのがお多かったのでよかったです。サブ機のほうに付けてた標準レンズに汚れがついていて幾つかの写真はダメになりましたが、そこはレタッチでなんとかカバーしました。
今回は横須賀のイージス艦「きりしま」の姿が見れなかったのは少し残念だったかも。
4大軍港の中であまり散策できていない横須賀だけに、新しい発見も多く、散策するのは楽しいです。いつかじっくり時間をかけて巡れたら良いなって思います。
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横須賀に到着したのは12月30日午前11時頃です。まずは横須賀駅のすぐ近くにあるヴェルニー公園から横須賀基地に停泊している艦艇を見ていきます。

まず目にとまるのは駅ホームからも見えたヘリ搭載護衛艦「いずも」です。現在、海上自衛隊最大の艦艇です。一番手前に停泊していて、けっこう近くで見れるので、その大きさを実感することができますよ。


夏に博多湾でお見送りして以来の「いずも」さんでした。

こちらは米軍のイージス艦。艦番号54番「カーティス・ウィルバー」、85番「マキャンベル」。ともにアーレイ・バーク級のミサイル駆逐艦であります。アーレイ・バーク級は海上自衛隊のイージス艦(こんごう型・あたご型)のモデルになった艦と言われていて、形がよく似ています。
この2隻は米海軍の第7艦隊第15駆逐隊所属の艦です。

米海軍イージス艦と住友重機横須賀造船所のクレーン。

「いずも」やや正面から。

「いずも」の奥のほうには艦番号107番、むらさめ型護衛艦「いかづち」が停泊していました。同型艦には呉の「いなづま(電)」「さみだれ(五月雨)」の他、「むらさめ(村雨)」「はるさめ(春雨)」「ゆうだち(夕立)」「あけぼの(曙)」と艦これ実装艦が揃っていますw

「いずも」正面から。

「いずも」と護衛艦たち。

「カーティス・ウィルバー」&「マキャンベル」。少し斜めから。

そうりゅう型潜水艦とおやしお型潜水艦。国内で潜水艦が間近でみれるのは呉のアレイからすこじまと、ヴェルニー公園だけ。

おやしお型2隻。カウントダウンイベントのための電飾が装備されてました。

ヴェルニー公園から見る米イージス艦と海自の潜水艦。

ヴェルニー公園には陸奥の主砲身が船の科学館より移設されてました。去年、里帰りプロジェクトのポスターを横須賀で見たのですが、それが実施されたのですね。移設前に船の科学館で見れてたので、場所を変えての半年ぶりの再会でした。



呉の大和ミュージアムにあるのも4番砲塔の主砲身だったと思います。どちらも実際に引き揚げられたものらしいです。ちなみに江田島の第一術科学校(旧海軍兵学校)にある砲塔は近代化改装の際に新しい主砲塔の代わりに取り外されたもので、教材用に設置されたものなんだそうです。しかしこれもまた4番砲塔。

撮影中にサブ機のバッテリーのところの蓋が外れて、そのまま海にポチャリ…。凹みました…。



ストライクウィッチーズにも登場した「旧横須賀軍港逸見波止場衛門」

横須賀駅。これより海上自衛隊基地の見える場所を探すために駅の周辺を散策します。

トンネル前のこの階段を登れば高い台に出れそうだぞ…と思って登ったはいいけど、結果民家につながってるだけみたいだったので、引き返します…。

トンネルを抜けた先に高台のマンションの方に続く階段があったので登ってみます。

今度は正解でした!護衛艦3隻が見えます。一番手前、艦番号110番はたかなみ型護衛艦「たかなみ」。呉の「さざなみ」と同型艦ですね。真ん中の護衛艦、写真だと艦番号が見えませんが、116番、あきづき型護衛艦「てるづき」ですね。佐世保の「あきづき」「すずつき」、舞鶴の「ふゆづき」と同型艦です。奥は上でも説明した「いかづち」です。


眼下の横須賀線を走る電車。電車の撮影スポットとしてもよさそう。

停泊している汎用護衛艦3隻をアップで。

米軍基地のほうには、米空母「ロナルド・レーガン」が停泊しています。この時点では定期点検で入渠中とのこと。

先程ヴェルニー公園から見えた「カーティス・ウィルバー」と「マキャンベル」の姿もこの通り。

手前の桟橋にはあさぎり型護衛艦「ゆうぎり」とたかなみ型護衛艦「おおなみ」が停泊してました。奥は輸送艦「ときわ」と試験艦「あすか」。

護衛艦3隻。

一番上まで登ったら公園がありました。安針台公園と言うらしく有名な護衛艦撮影スポットとなってるようです。呉の串山公園みたな場所かな?

横須賀基地全体がよく見渡せます。

海自艦艇と米軍艦艇。

「ロナルド・レーガン」。

「いずも」のお尻も少し見えますw

「たかなみ」「てるづき」「いかづち」の艦橋と主砲。それぞれの艦橋の形や主砲の違いが一目瞭然で面白い。


横須賀基地に停泊している護衛艦を堪能できました。いつかまた横須賀に来ることがあればここは必ず来ようと思います。撮影に夢中になってると、いつの間にか軍港クルーズの時間が迫ってきていたので、急いでヴェルニー公園まで戻りました。
そしてヴェルニー公園には、今まで見逃していて、見たかったものがもうひとつありました。軍艦の碑です。

軍艦山城之碑。不幸型…いや扶桑型戦艦の妹のほうです。

そして戦艦長門の碑。連合艦隊旗艦として国民に愛された戦艦でした。当時は大和型の存在は秘密にされてましたから、日本海軍最強の戦艦というと「長門」と「陸奥」でした。

長門の碑から横須賀の海を望む。

国威顕彰の碑。高雄型の艦橋を模して作られた碑だと言われています。


正岡子規の文学碑。子規の歌碑、呉にもありますよね。

軍艦沖島の碑。沖島は日本海軍初の大型敷設艦(機雷敷設艦)であったらしい。

海軍の碑。

そして軍港クルーズへ…。
長くなりそうなので軍港クルーズの模様はまた次回に。
今回が横須賀で初めての護衛艦ウォッチングとなりました。前回は軍港クルーズが主だったので、じっくり陸から護衛艦を眺めたのは今回が初めてですね。望遠レンズとか役に立ってくれました。
前回撮った護衛艦の写真は逆光具気味が多くがっかりしましたが、今回は比較的綺麗に撮れたのがお多かったのでよかったです。サブ機のほうに付けてた標準レンズに汚れがついていて幾つかの写真はダメになりましたが、そこはレタッチでなんとかカバーしました。
今回は横須賀のイージス艦「きりしま」の姿が見れなかったのは少し残念だったかも。
4大軍港の中であまり散策できていない横須賀だけに、新しい発見も多く、散策するのは楽しいです。いつかじっくり時間をかけて巡れたら良いなって思います。
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