昨晩、中洲大洋映画劇場に公開初日の「劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE- 未来篇」を見に行ってきました。先週、過去篇を見たので1週間あけての未来篇の鑑賞となります。

過去篇は総集編でしたが、未来篇は完全新作です。過去篇はまさに未来編を見るための準備映画だったなあっていう感想でした。

見たのはレイトショー。この日はたまたま土曜日出勤だったので、初回には行けませんでした。せっかくなので初回で見たかったなあ。

「たまゆら芽」「たまゆら芽」「境界の彼方過去篇」「境界の彼方未来篇」、4週連続で中洲大洋映画劇場にやってきました。すっかり馴染みの劇場になりましたね。

公開初日だけあって、スクリーンは一番大きな大洋1スクリーン(301席)。シートも良くて足元も広い一番良いスクリーンです。

物販、何かほしいなって思ったけど、目ぼしいものはほとんど売り切れ…。パンフレットだけ買って帰りました。
着いた時、前回の上映が終わった時でした。中からは多くの人が出てきてたので、ざっと見た感じ100人以上は入っていたのではないかと思います。女の子たちの集団が「泣けたー!」「感動したー!!」とか言ってたので、期待に胸が踊りました。
レイトショーはその前回上映に比べると少なめな感じ。50人くらいってところだったと思います。いつもは通路後段の一番前の席で見るのですが、今回はじめて通路前段の中央部分で見ました。なんと前段の椅子はリクライニングするんですね!!プラネタリウムの椅子みたいw

映画パンフレット。
さて、映画の感想ですが、トータル的にはまあまあといった感じでした。決して面白くなくはなかったのですが、はじめからクライマックスって感じで、シリアス成分かなり多めです。正直見ていて疲れました。
作画やアクションはさすが京アニさんやでって感じで安心して見れました。まあ京アニの作画を見るだけでも僕的には見に行った価値はあったと思うんですけどね。ただ、なんか顔芸過多だったような気がします。ある意味すごいんだろうけど。あとなんか途中キャラの表情とか「あれジブリか?」って思ったシーンとかありました…。
本当の最終回を劇場でやったと思って見るとちょうどいいかもしれません。バランス的に考えると過去篇を見るのは必須のような気がします。過去篇見てないとちょっとしんどかったかもしれんです。
シナリオ的にはいろいろ食傷気味だったように感じました。なんかすごいのはわかるけど、話を消化しきれないというか、味付けが濃すぎだったというか…。
ごちゃごちゃわちゃわちゃしている感じがして、一回の鑑賞ではそれぞれのシーンで何を絵描きたかったのか、いまひとつ、よくわからなかった感じがしました。展開に置いて行かれる感があったですね。僕の理解度が悪いっていうのもあるんでしょうけど。
なんかいろいろ考えながら見なくちゃいけない感じで見てる方も忙しいです。素直にストーリーが頭に入って来ないって感じがしました。シナリオ的、演出的に見てちょっと雑な印象だったかなあと。かと言って、けっして面白く無いって訳ではないんですけどね。なんかすごいなって感じは伝わりました。
もう少しギャグパートや日常パートを入れて緩急を付けてくれたほうが見やすかったかな?全体的に重たい雰囲気です。TV版や過去篇の境界の彼方の雰囲気とはちょっと違う感じがしました。過去篇のときはクライマックスのアクションシーンもコミカルな演出もあったと思うんですが、未来篇はずっとガチなんですもん。
以前似たような印象の映画を見たなって思ってたんだけど、思い返すと去年見たトム・クルーズ主演の「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の時に受けた印象とおんなじでした。

入場者特典のコースター。絵の雰囲気が良いですね。週ごとに描かれてるキャラクターが変わるので、お目当てのキャラが出る週を狙って行くのも手ではないかと。
キャラクター的には過去篇を見た時、萌え評価のグンと上がった栗山さんですが、未来篇では勢いが落ちたって感じでした。ソレに比べて博臣が男を上げたなって感じ。主人公の秋人については今ひとつぱっとしなかった気がしました。美月ちゃんは過去篇よりは登場シーン多くてよかったかなー。個人的には栗山さんより泉さんに同情しました…。それと泉さんの格好、とある映画のシャットアウラさんかっ!って思ったですw
総合的に見て、過去篇とセットで考えると満足できた映画だったと思います。過去篇を見てない人はTV版を見てから行くと評価があがると思います。未来篇単体で見ると、ちょっとしんどい感じ。シリアス展開だけで十分という人なら満足できるかもだけど。劇場で見るのは1回だけでいいかな。詳しい考察はBlu-ray発売まで待ってもいいかもって思いました。
まあ境界の彼方完結編としては納得はできたので、TV版の境界の彼方を最後まで見た人なら見ておいて損はないかと。あと「境界の彼方」自体、初見の人には過去篇以上にオススメはできないですね。映画館で見る価値はあるかな?アクションや作画が良いですからね。
以上、「劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE- 未来篇」の鑑賞レポートでした。アニメ映画、次は来週、TOHOシネマ天神にイベント映画の「ストライク・ウィッチーズOVA3アルンヘムの橋」を観に行く予定です。
(関連記事)
「境界の彼方 -I'LL BE HERE- 過去篇」を見てきました

過去篇は総集編でしたが、未来篇は完全新作です。過去篇はまさに未来編を見るための準備映画だったなあっていう感想でした。

見たのはレイトショー。この日はたまたま土曜日出勤だったので、初回には行けませんでした。せっかくなので初回で見たかったなあ。

「たまゆら芽」「たまゆら芽」「境界の彼方過去篇」「境界の彼方未来篇」、4週連続で中洲大洋映画劇場にやってきました。すっかり馴染みの劇場になりましたね。

公開初日だけあって、スクリーンは一番大きな大洋1スクリーン(301席)。シートも良くて足元も広い一番良いスクリーンです。

物販、何かほしいなって思ったけど、目ぼしいものはほとんど売り切れ…。パンフレットだけ買って帰りました。
着いた時、前回の上映が終わった時でした。中からは多くの人が出てきてたので、ざっと見た感じ100人以上は入っていたのではないかと思います。女の子たちの集団が「泣けたー!」「感動したー!!」とか言ってたので、期待に胸が踊りました。
レイトショーはその前回上映に比べると少なめな感じ。50人くらいってところだったと思います。いつもは通路後段の一番前の席で見るのですが、今回はじめて通路前段の中央部分で見ました。なんと前段の椅子はリクライニングするんですね!!プラネタリウムの椅子みたいw

映画パンフレット。
さて、映画の感想ですが、トータル的にはまあまあといった感じでした。決して面白くなくはなかったのですが、はじめからクライマックスって感じで、シリアス成分かなり多めです。正直見ていて疲れました。
作画やアクションはさすが京アニさんやでって感じで安心して見れました。まあ京アニの作画を見るだけでも僕的には見に行った価値はあったと思うんですけどね。ただ、なんか顔芸過多だったような気がします。ある意味すごいんだろうけど。あとなんか途中キャラの表情とか「あれジブリか?」って思ったシーンとかありました…。
本当の最終回を劇場でやったと思って見るとちょうどいいかもしれません。バランス的に考えると過去篇を見るのは必須のような気がします。過去篇見てないとちょっとしんどかったかもしれんです。
シナリオ的にはいろいろ食傷気味だったように感じました。なんかすごいのはわかるけど、話を消化しきれないというか、味付けが濃すぎだったというか…。
ごちゃごちゃわちゃわちゃしている感じがして、一回の鑑賞ではそれぞれのシーンで何を絵描きたかったのか、いまひとつ、よくわからなかった感じがしました。展開に置いて行かれる感があったですね。僕の理解度が悪いっていうのもあるんでしょうけど。
なんかいろいろ考えながら見なくちゃいけない感じで見てる方も忙しいです。素直にストーリーが頭に入って来ないって感じがしました。シナリオ的、演出的に見てちょっと雑な印象だったかなあと。かと言って、けっして面白く無いって訳ではないんですけどね。なんかすごいなって感じは伝わりました。
もう少しギャグパートや日常パートを入れて緩急を付けてくれたほうが見やすかったかな?全体的に重たい雰囲気です。TV版や過去篇の境界の彼方の雰囲気とはちょっと違う感じがしました。過去篇のときはクライマックスのアクションシーンもコミカルな演出もあったと思うんですが、未来篇はずっとガチなんですもん。
以前似たような印象の映画を見たなって思ってたんだけど、思い返すと去年見たトム・クルーズ主演の「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の時に受けた印象とおんなじでした。

入場者特典のコースター。絵の雰囲気が良いですね。週ごとに描かれてるキャラクターが変わるので、お目当てのキャラが出る週を狙って行くのも手ではないかと。
キャラクター的には過去篇を見た時、萌え評価のグンと上がった栗山さんですが、未来篇では勢いが落ちたって感じでした。ソレに比べて博臣が男を上げたなって感じ。主人公の秋人については今ひとつぱっとしなかった気がしました。美月ちゃんは過去篇よりは登場シーン多くてよかったかなー。個人的には栗山さんより泉さんに同情しました…。それと泉さんの格好、とある映画のシャットアウラさんかっ!って思ったですw
総合的に見て、過去篇とセットで考えると満足できた映画だったと思います。過去篇を見てない人はTV版を見てから行くと評価があがると思います。未来篇単体で見ると、ちょっとしんどい感じ。シリアス展開だけで十分という人なら満足できるかもだけど。劇場で見るのは1回だけでいいかな。詳しい考察はBlu-ray発売まで待ってもいいかもって思いました。
まあ境界の彼方完結編としては納得はできたので、TV版の境界の彼方を最後まで見た人なら見ておいて損はないかと。あと「境界の彼方」自体、初見の人には過去篇以上にオススメはできないですね。映画館で見る価値はあるかな?アクションや作画が良いですからね。
以上、「劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE- 未来篇」の鑑賞レポートでした。アニメ映画、次は来週、TOHOシネマ天神にイベント映画の「ストライク・ウィッチーズOVA3アルンヘムの橋」を観に行く予定です。
(関連記事)
「境界の彼方 -I'LL BE HERE- 過去篇」を見てきました
コメント
コメント一覧 (2)
おっしゃってること、激しく同意です。
本当にその通りだったと思います。
私もアニメに比べて、はるかにシリアス部分が重たい印象でしたし、内容もあっちこっち行ったので、何回か繰り返し見て消化しなきゃなーと思いました。
私は原作読んだことない人なので、原作を読めばわかる部分もあるかなーと、今原作読むことも検討中です。
確かに何度か繰り返して見ないと消化できそうにない内容でしたね。
しかし映画館で繰り返し見るには重い内容で消化不良おこしてしまいそうです。
Blu-rayの発売を待って、少しずつ検証したい感じでしたね。
原作を読むという手もよさそうですね。僕もそうしてみようかな。