前回に引き続き、夏の飛騨高山、氷菓聖地巡礼レポートです。
今回はまず古い町並みが残る通りへ向かいます。




商店街から東へ、宮川を渡った所が古い町並みが残る地区になります。竹原の町並み保存区や倉敷美観地区と似た雰囲気ですね。お土産物屋や工芸品を売ってるお店や飲食店などが軒を並べていて、観光客がたくさん歩いています。
僕が行ったことがある「小京都」と呼ばている街の中で一番人が多い場所だったのではと思います。少なくとも九州の小京都でこれだけ人がいる場所は無いと思います。時期的なものもあるかもしれませんが、冬来た時も大晦日であるにもかかわらず観光客がたくさん歩いてました。
やはり高山は観光地としては他所より頭ひとつ抜けてるなと思いました。

御食事処坂口屋の水車からくり人形。
そして古い町並みの奥のほうにお目当てのお店があります。
【
巡礼ポイント】喫茶去(きっさこ)かつて(喫茶一二三)




ここが第10話「万人の死角」、第11話「愚者のエンドロール」で舞台になった「喫茶一二三」のモデルのお店です。奉太郎が入須先輩に連れて来られた喫茶店ですね。
僕はここで入須先輩のさるぼぼを購入しました。入須先輩のさるぼぼは喫茶去かつて限定品なのですよ。時間があればお茶でも飲んていきたかったところなのですけどね。
ちなみにネットの一部では入須先輩のさるぼぼは「さるぼぼショップひだっち」にあると書かれてますが、間違いとのこと。
僕も最初は「ひだっち」に行ったのですが、店内を探しまわっても無くて店員さんに聞いたら間違って掲載されてるからうちには無いって言われました。僕のように間違ってくる客多いせいなのか、すごいめんどくさそうに説明されました…。
「かつて」から少し歩いたところに、作中で登場したもう一つの喫茶店があります。
【
巡礼ポイント】バグパイプ(パイナップルサンド)


【
巡礼ポイント】バグパイプの看板(パイナップルサンドの看板)


こちらは第2話「名誉ある古典部の活動」および第3話「名誉ある古典部の末裔」で舞台となった「パイナップルサンド」のモデルのお店です。えるたそが奉太郎に伯父さんの件を相談した喫茶店ですね。
こちらも時間の関係で店内には入りませんでした。店内も作中の背景と同じらしいので、今度機会があったときは是非とも入店してみようと思います。

バグパイプから少し南へ。宮川に架かる赤い橋「中橋」の上で一休み。

中橋湯と書かれた煙突が。昔ながらの銭湯という感じです。汗だくだからお風呂にも入りたかった。

これから向かう日枝神社の御神符授与所。神社自体は郊外にあるので出張所って言ったところなのですかね?

中橋から見た宮川。
水が澄んでいて冷たくて涼しそう。暑くてたまらないかったので飛び込みたい気分になりましたw
中橋から南へ徒歩で10分ほど歩くと「日枝神社」があります。ここは作中に登場する「荒楠神社」のモデルになった神社です。第20話「あきましておめでとう」で舞台となった神社ですね。初詣の話の神社です。
【
巡礼ポイント】日枝神社入口




奉太郎とえるが初詣の待ち合わせをするシーン。ここはどちらかといえば冬に撮った写真のほうが作中の画像に近いかな?
【
巡礼ポイント】日枝神社階段



同じく待ち合わせのシーン。そしてオープニングにも登場します。




高山市街地は観光客などでごった返してましたが、日吉神社は僕以外に人影もなくひっそりとしていました。
日枝神社は旧高山城下町の南半分の氏神様とのこと。春の「高山祭」である「山王祭」はこの日枝神社の例祭になります。ちなみに秋の「高山祭」は北半分の氏神様である「桜山八幡宮」の例祭になります。

冬来たときはたくさん絵馬もあって痛絵馬もけっこうあったのですが、今回はこんな感じで数枚しかありませんでした。痛絵馬も1枚だけ。ちょっと残念。
日枝神社から再び市街地へ引き返します。そして神社つながりということで次の巡礼ポイント「一本杉白山神社」へ。一本杉白山神社は住宅地区の中にあるから少しわかりづらいかも?

【
巡礼ポイント】一本杉白山神社前


第2話 「名誉ある古典部の活動」の冒頭より、一本杉白山神社前。
【
巡礼ポイント】一本杉白山神社前の空き地。


第2話 「名誉ある古典部の活動」の冒頭より、奉太郎の自宅。建物が無いのでわかりにくいですがこの場所であってるはず。神社の境内から狛犬を入れて撮ればわかりやすかったかな…。
【
巡礼ポイント】陣屋稲荷神社の幟。


第2話 「名誉ある古典部の活動」の冒頭より、陣山稲荷神社の幟。作中では「陣屋」ではなく「陣山」になってますね。陣屋稲荷神社は一本杉白山神社から路地を挟んだ隣にある稲荷神社ですが、一本杉白山神社の摂末社(神社の境内にある他の神様を祭った神社)なんだそうです。
一本杉白山神社から大通りに出た場所。ここにも巡礼ポイントが。今回巡礼マップ見て初めて気が付きました。
【
巡礼ポイント】八軒町通り。


第11話 「愚者のエンドロール」で喫茶一二三での入須先輩との対決の後、奉太郎がやさぐれて街を歩くシーンの場所ですね。
さて、八軒町通りから中橋に戻り、古い町並み地区へ再び向かいます。


高山市政記念館がいい感じだったので少し立ち寄ってみたりしました。




さんまち通りから東へ。坂を登りきったところで左に曲がります。
その先にあるのが第18話 「連峰は晴れているか」で奉太郎とえるが一緒に新聞を調べた図書館のモデルになった「高山市図書館・煥章館(かんしょうかん)」です。ここは巡礼ポイントが集まってる街の中心部から東へ少し離れた場所になりますが、是非とも足を運んでもらいたい場所ですね。

明治や大正の建造物が好きとしても、この建物は魅力的でした。こんな図書館近所にあったら通っちゃうのになw
【
巡礼ポイント】高山市図書館・煥章館前


神山市図書館前。作中では高山は神山という市名になってるため、図書館も神山市図書館となっています。


【
巡礼ポイント】高山市図書館・煥章館玄関前




街灯とかはないけれど建物の形はだいたい同じですね。




前回来たときは大晦日だったので閉館してましたが、今回は開いてました。でも時間の関係で中に入ることはできませんでした。
館内の撮影はできないらしいですけど、作中の雰囲気を味わう為に入ってみたかったですね。「連峰は晴れているか」のエピソードは僕的にベスト3に入る大好きなエピソードなので、あのシーンを肌で感じてみたかったです。
長くなったので続きはまた次回のエントリーにて。
※当エントリーでは作中の画像を比較研究目的により引用しています。参考画像等の著作権は「(C)神山高校古典部OB会」 にすべて帰属します。
(氷菓聖地巡礼記事)
【氷菓聖地巡礼】冬の飛騨高山散策1「遠まわりする雛編(飛騨一ノ宮駅周辺)」
【氷菓聖地巡礼】冬の飛騨高山散策2「高山市街前編」
【氷菓聖地巡礼】冬の飛騨高山散策3「高山市街後編」
【氷菓聖地巡礼】夏の飛騨高山散策1「商店街周辺と氷菓バス」
【氷菓聖地巡礼】夏の飛騨高山散策2「喫茶店と神社そして図書館」 ←イマココ
【氷菓聖地巡礼】夏の飛騨高山散策3「宮川朝市通りから斐太高校へ」
【氷菓聖地巡礼】夏の飛騨高山散策・番外編「高山氷菓土産」
今回はまず古い町並みが残る通りへ向かいます。




商店街から東へ、宮川を渡った所が古い町並みが残る地区になります。竹原の町並み保存区や倉敷美観地区と似た雰囲気ですね。お土産物屋や工芸品を売ってるお店や飲食店などが軒を並べていて、観光客がたくさん歩いています。
僕が行ったことがある「小京都」と呼ばている街の中で一番人が多い場所だったのではと思います。少なくとも九州の小京都でこれだけ人がいる場所は無いと思います。時期的なものもあるかもしれませんが、冬来た時も大晦日であるにもかかわらず観光客がたくさん歩いてました。
やはり高山は観光地としては他所より頭ひとつ抜けてるなと思いました。

御食事処坂口屋の水車からくり人形。
そして古い町並みの奥のほうにお目当てのお店があります。
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ここが第10話「万人の死角」、第11話「愚者のエンドロール」で舞台になった「喫茶一二三」のモデルのお店です。奉太郎が入須先輩に連れて来られた喫茶店ですね。
僕はここで入須先輩のさるぼぼを購入しました。入須先輩のさるぼぼは喫茶去かつて限定品なのですよ。時間があればお茶でも飲んていきたかったところなのですけどね。
ちなみにネットの一部では入須先輩のさるぼぼは「さるぼぼショップひだっち」にあると書かれてますが、間違いとのこと。
僕も最初は「ひだっち」に行ったのですが、店内を探しまわっても無くて店員さんに聞いたら間違って掲載されてるからうちには無いって言われました。僕のように間違ってくる客多いせいなのか、すごいめんどくさそうに説明されました…。
「かつて」から少し歩いたところに、作中で登場したもう一つの喫茶店があります。
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こちらは第2話「名誉ある古典部の活動」および第3話「名誉ある古典部の末裔」で舞台となった「パイナップルサンド」のモデルのお店です。えるたそが奉太郎に伯父さんの件を相談した喫茶店ですね。
こちらも時間の関係で店内には入りませんでした。店内も作中の背景と同じらしいので、今度機会があったときは是非とも入店してみようと思います。

バグパイプから少し南へ。宮川に架かる赤い橋「中橋」の上で一休み。

中橋湯と書かれた煙突が。昔ながらの銭湯という感じです。汗だくだからお風呂にも入りたかった。

これから向かう日枝神社の御神符授与所。神社自体は郊外にあるので出張所って言ったところなのですかね?

中橋から見た宮川。
水が澄んでいて冷たくて涼しそう。暑くてたまらないかったので飛び込みたい気分になりましたw
中橋から南へ徒歩で10分ほど歩くと「日枝神社」があります。ここは作中に登場する「荒楠神社」のモデルになった神社です。第20話「あきましておめでとう」で舞台となった神社ですね。初詣の話の神社です。
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奉太郎とえるが初詣の待ち合わせをするシーン。ここはどちらかといえば冬に撮った写真のほうが作中の画像に近いかな?
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同じく待ち合わせのシーン。そしてオープニングにも登場します。




高山市街地は観光客などでごった返してましたが、日吉神社は僕以外に人影もなくひっそりとしていました。
日枝神社は旧高山城下町の南半分の氏神様とのこと。春の「高山祭」である「山王祭」はこの日枝神社の例祭になります。ちなみに秋の「高山祭」は北半分の氏神様である「桜山八幡宮」の例祭になります。

冬来たときはたくさん絵馬もあって痛絵馬もけっこうあったのですが、今回はこんな感じで数枚しかありませんでした。痛絵馬も1枚だけ。ちょっと残念。
日枝神社から再び市街地へ引き返します。そして神社つながりということで次の巡礼ポイント「一本杉白山神社」へ。一本杉白山神社は住宅地区の中にあるから少しわかりづらいかも?

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第2話 「名誉ある古典部の活動」の冒頭より、一本杉白山神社前。
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第2話 「名誉ある古典部の活動」の冒頭より、奉太郎の自宅。建物が無いのでわかりにくいですがこの場所であってるはず。神社の境内から狛犬を入れて撮ればわかりやすかったかな…。
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第2話 「名誉ある古典部の活動」の冒頭より、陣山稲荷神社の幟。作中では「陣屋」ではなく「陣山」になってますね。陣屋稲荷神社は一本杉白山神社から路地を挟んだ隣にある稲荷神社ですが、一本杉白山神社の摂末社(神社の境内にある他の神様を祭った神社)なんだそうです。
一本杉白山神社から大通りに出た場所。ここにも巡礼ポイントが。今回巡礼マップ見て初めて気が付きました。
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第11話 「愚者のエンドロール」で喫茶一二三での入須先輩との対決の後、奉太郎がやさぐれて街を歩くシーンの場所ですね。
さて、八軒町通りから中橋に戻り、古い町並み地区へ再び向かいます。


高山市政記念館がいい感じだったので少し立ち寄ってみたりしました。




さんまち通りから東へ。坂を登りきったところで左に曲がります。
その先にあるのが第18話 「連峰は晴れているか」で奉太郎とえるが一緒に新聞を調べた図書館のモデルになった「高山市図書館・煥章館(かんしょうかん)」です。ここは巡礼ポイントが集まってる街の中心部から東へ少し離れた場所になりますが、是非とも足を運んでもらいたい場所ですね。

明治や大正の建造物が好きとしても、この建物は魅力的でした。こんな図書館近所にあったら通っちゃうのになw
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神山市図書館前。作中では高山は神山という市名になってるため、図書館も神山市図書館となっています。


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街灯とかはないけれど建物の形はだいたい同じですね。




前回来たときは大晦日だったので閉館してましたが、今回は開いてました。でも時間の関係で中に入ることはできませんでした。
館内の撮影はできないらしいですけど、作中の雰囲気を味わう為に入ってみたかったですね。「連峰は晴れているか」のエピソードは僕的にベスト3に入る大好きなエピソードなので、あのシーンを肌で感じてみたかったです。
長くなったので続きはまた次回のエントリーにて。
※当エントリーでは作中の画像を比較研究目的により引用しています。参考画像等の著作権は「(C)神山高校古典部OB会」 にすべて帰属します。
(氷菓聖地巡礼記事)
【氷菓聖地巡礼】冬の飛騨高山散策1「遠まわりする雛編(飛騨一ノ宮駅周辺)」
【氷菓聖地巡礼】冬の飛騨高山散策2「高山市街前編」
【氷菓聖地巡礼】冬の飛騨高山散策3「高山市街後編」
【氷菓聖地巡礼】夏の飛騨高山散策1「商店街周辺と氷菓バス」
【氷菓聖地巡礼】夏の飛騨高山散策2「喫茶店と神社そして図書館」 ←イマココ
【氷菓聖地巡礼】夏の飛騨高山散策3「宮川朝市通りから斐太高校へ」
【氷菓聖地巡礼】夏の飛騨高山散策・番外編「高山氷菓土産」
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コメント
コメント一覧 (2)
氷菓は本当にノスタルジックで美しい作品でしたね。私はBDを初めて買ってしまうほどはまりました!
聖地巡礼はしたこと無いんですが、いつか行ってみたいです。(なのでこのブログを参考にさせて頂いてます)
そう言えば渚屋さんのブログを読んで初めて氷菓の光る?ポスターを知りましたが京アニショップでは売り切れでした…中古ショップに有るのでしょうか(T_T)
長々と失礼しました。また、投稿させて頂きます!
僕も氷菓はアニメから入って原作(小説)、コミックとすっかりこの作品の虜になってしまいました。
キャラクターや作画の魅力もさることながら、ストーリー自体や作品の雰囲気がたまらなく好きです。
聖地巡礼、機会があれば是非行ってみてください。
作中の風景を実際に見るとけっこう感動しますよー。
そして、実際に舞台(のモデル)になった場所に行ってみた後、もう一度アニメを見てみるとまた違った印象を受けたりして面白いです。
飛騨高山自体も観光地として魅力がある土地なので聖地巡礼抜きにしてもオススメですよ。
当方九州に住んでいるということもあり、氷菓がなければ高山には一生縁がなかったように思えます。
そういう意味でも素敵な観光地との縁を取り持ってくれた氷菓には感謝したいですねー。
蛍光ポスターは京アニショップではなく小倉のあるあるcityにある「ROBOTROBOT」というアニメグッズショップで購入しました。
お店の一角に京アニショップコーナーみたいな棚があって、そこでたまたま見つけたって感じです。
氷菓のグッズは他の京アニのタイトルに比べると少ないのが残念ですよね。
僕が去年の夏に京アニショップ行ったときもけいおん!のポスターはたくさんあったのですが、氷菓はちょっとしかなくて寂しかったです。