本日(5月1日)より公開されたアニメ映画「劇場版”文学少女”」をキャナルシティ博多のユナイテッドシネマで見てきました。
今日はサービスデーで1000円で入場できた上、GW期間中でもあり、公開初日という事で、混雑が予想されましたが、この映画に限っては、たいしたことありませんでした。
映画館自体はやはり混雑していて、けっこうチケット売り場は並んでました。しかし、僕は前もってネットでチケット予約していたので、チケット売り場に並ばずに入れたし、とてもスムーズに入場できたと思います。
スクリーンは前回行った「涼宮ハルヒの消失」のときとは別のスクリーンでした。今回のスクリーン10は座席数194席で、消失の時のスクリーンの416席の半分程度でした。なので狭く感じましたね。スクリーン自体もたぶん小さいかったと思います。
観客数は、座席が半分弱、埋まっていたのでおそらく観客は100人程度だったと思います。夕方4時から回だったので、朝一の回はもう少し人数いたのかもしれません。

さて、肝心の内容ですが、予想していたより良かったです。
最初、この劇場版の情報を見たとき、キャラデザもいまいちな感じで、前評判とかもぱっとしない雰囲気あったので、あまり期待できないかな?って思って見に行きました。
しかし、見てみると、悪くなかったです。意外といけるって思いました。原作を知っていても知らなくても楽しめる内容だとは思います。
前情報をまったく無い状態で行ったので、最初、なんとなく原作1巻目の「”文学少女”と死にたがりの道化」あたりやるものだと思いましたが、まさか全部やるなどとは思いませんでした。
導入部分がやけに駆け足だなあって感じたのも、そのせいだったんですね。確かに2時間枠にあの話を納めようと思うとかなり端折らなければならないかなーって思います。
なので、話の中心は原作の最後の話、”文学少女”と神に臨む作家の内容が中心です。最初の方にこそ、1巻目のシーンが登場しますが、それ以外はかなりバッサリです。
まあ、2時間で納めようとすると、まあそうなるわなー。
だからキャラの紹介や導入部はちょっと駆け足だったかなって印象はありました。
特にななせ。ななせ全然ツンデレじゃないし!ツンの部分ほとんど無かったがな。ただの心葉に恋するただの女の子になってたよ…キャラデザも最後まで違和感あったです。好きなキャラだけに残念でした。
あと、櫻井流人とか、姫倉麻貴とか、劇場版ではちょい役のキャラも原作を知らない人にはなんだかわかんないでしょうね。原作ファンはニンマリしてって感じでしょうか?
千愛もなんだか印象が薄いキャラになってしまいました。ななせと千愛は原作ほどの印象はなかったのがちょっと残念です。尺の関係だと思いますが、キャラの紹介をもう少しやってくれたらよかったかと思いました。
原作に比べて、あまりドロドロとした感じがなかったかなあとも思いました。とても綺麗な感じに話がまとまってたと思いました。
確かに美羽のヤンデレっぷりはありましたが、それでも原作にくらべるとさらっとしてるって印象でしたね。このあたり、原作ファンの評価が別れるところかと思います。
悪く言えば原作の味が表現されていない、良く言えば万人に受け入れ易いストーリーになっているかと。
あと、やはり遠子先輩が本を食べるシーンはビジュアルでみると違和感あるなー。あれは原作だと文章だから、なんとなく受け入れたけど、画像にするとちょっと変な感じがしました。そのせいでしょうか?冒頭のシーン以外では本を食べるシーンはなかったですね。
作画ですが、まあ少なくとも劇場で見るのに耐え得るレベルではあったと思います。人によってはキャラクターに違和感を覚える人もいるとは思いますが、僕は見ているうちに気にならなくなりました。
最初にも述べたように、原作を知らない人でも、じゅうぶん楽しめるストーリーだと思います。逆に原作を知ってると物足りなさを感じるかもしれません。なにも知らない状態で見て、こういう物語だと思ってみたほうが逆に楽しめるかもしれません。
ただ、一つだけ注意して欲しいと思ったのが、けっこう原作のネタバレを壮大にやってるんで、まだ原作途中までしか読んでいない人や、ネタバレを嫌う人には厳しいかとも思いました。
原作はけっこう複線とか張られていて、主人公の心葉の事情とかその当たりの話が小出しにされていて、最後の話で回収という形なんです。
読んでる最中に、そのあたりがどうなってるのかいろいろ想像したりして、そのあたりがこの物語の魅力のひとつだったと思うので、映画でネタバレ知って読むと、原作の評価が変わってくるかもしれません。
しかし、原作と映画は先に述べたようにかなり端折られているので、その部分を補うという意味で原作を読むというのもアリなのかもしれません。
なんにしても、”文学少女”シリーズが気になるけど手を出していなかった人は劇場版を機会に”文学少女”シリーズの世界に入るのもいいかもです。
原作ファンには、物足りなく思う部分はあるとは思いますが、まあこの尺ではこれくらいが落としどころだったんじゃないですかね?僕は綺麗にまとまっていて良かったと思いましたよ。
それにしてもラノベのお約束とはいえ、主人公の心葉くんはモテすぎです。お前はギャルゲの主人公かよと。原作はそれほど思わなかったけど劇場版はなんかギャルゲの主人公っぽいなって感じてしまいました。君はいろんな女の子に抱きつかれまくりすぎ!うらやまけしからんっ!
あと原作の印象に比べ、美羽が可愛く感じる。とくにショートカットのほう。原作ではあまり好きでなかったキャラだったんだけど、ちょっといいなって思ってしまったです。
でもやっぱり遠子先輩ですよね。僕の贔屓のキャラのななせさんがあまりパッとしなかったせいもあって、遠子先輩の魅力がぐんとアップされた感じでした。
まあ、とりあえずは感想としてはこんなトコロですかね。
しかしtwitterやmixiで話題をふった時に帰ってくる反応が、消失を見に行ったときに比べて少ないのが寂しいです。あまり注目されていないのかしらん?
まあ同じラノベでもハルヒと比べる時点で間違ってるのかもしれませんけどね。
とにかく気になる人や、見に行くかどうか迷ってる人には、是非劇場に足を運んでみることをお薦めします。少なくともがっかりすることはないと思います。終わった時に他の観客からも良かったって声聞かれましたし、一定レベル以上の満足感はあるかと。
僕もけっこう見に行くかどうかずいぶん迷ったんですが、結果的に見に行ってよかったと思ってます。
今日はサービスデーで1000円で入場できた上、GW期間中でもあり、公開初日という事で、混雑が予想されましたが、この映画に限っては、たいしたことありませんでした。
映画館自体はやはり混雑していて、けっこうチケット売り場は並んでました。しかし、僕は前もってネットでチケット予約していたので、チケット売り場に並ばずに入れたし、とてもスムーズに入場できたと思います。
スクリーンは前回行った「涼宮ハルヒの消失」のときとは別のスクリーンでした。今回のスクリーン10は座席数194席で、消失の時のスクリーンの416席の半分程度でした。なので狭く感じましたね。スクリーン自体もたぶん小さいかったと思います。
観客数は、座席が半分弱、埋まっていたのでおそらく観客は100人程度だったと思います。夕方4時から回だったので、朝一の回はもう少し人数いたのかもしれません。
さて、肝心の内容ですが、予想していたより良かったです。
最初、この劇場版の情報を見たとき、キャラデザもいまいちな感じで、前評判とかもぱっとしない雰囲気あったので、あまり期待できないかな?って思って見に行きました。
しかし、見てみると、悪くなかったです。意外といけるって思いました。原作を知っていても知らなくても楽しめる内容だとは思います。
前情報をまったく無い状態で行ったので、最初、なんとなく原作1巻目の「”文学少女”と死にたがりの道化」あたりやるものだと思いましたが、まさか全部やるなどとは思いませんでした。
導入部分がやけに駆け足だなあって感じたのも、そのせいだったんですね。確かに2時間枠にあの話を納めようと思うとかなり端折らなければならないかなーって思います。
なので、話の中心は原作の最後の話、”文学少女”と神に臨む作家の内容が中心です。最初の方にこそ、1巻目のシーンが登場しますが、それ以外はかなりバッサリです。
まあ、2時間で納めようとすると、まあそうなるわなー。
だからキャラの紹介や導入部はちょっと駆け足だったかなって印象はありました。
特にななせ。ななせ全然ツンデレじゃないし!ツンの部分ほとんど無かったがな。ただの心葉に恋するただの女の子になってたよ…キャラデザも最後まで違和感あったです。好きなキャラだけに残念でした。
あと、櫻井流人とか、姫倉麻貴とか、劇場版ではちょい役のキャラも原作を知らない人にはなんだかわかんないでしょうね。原作ファンはニンマリしてって感じでしょうか?
千愛もなんだか印象が薄いキャラになってしまいました。ななせと千愛は原作ほどの印象はなかったのがちょっと残念です。尺の関係だと思いますが、キャラの紹介をもう少しやってくれたらよかったかと思いました。
原作に比べて、あまりドロドロとした感じがなかったかなあとも思いました。とても綺麗な感じに話がまとまってたと思いました。
確かに美羽のヤンデレっぷりはありましたが、それでも原作にくらべるとさらっとしてるって印象でしたね。このあたり、原作ファンの評価が別れるところかと思います。
悪く言えば原作の味が表現されていない、良く言えば万人に受け入れ易いストーリーになっているかと。
あと、やはり遠子先輩が本を食べるシーンはビジュアルでみると違和感あるなー。あれは原作だと文章だから、なんとなく受け入れたけど、画像にするとちょっと変な感じがしました。そのせいでしょうか?冒頭のシーン以外では本を食べるシーンはなかったですね。
作画ですが、まあ少なくとも劇場で見るのに耐え得るレベルではあったと思います。人によってはキャラクターに違和感を覚える人もいるとは思いますが、僕は見ているうちに気にならなくなりました。
最初にも述べたように、原作を知らない人でも、じゅうぶん楽しめるストーリーだと思います。逆に原作を知ってると物足りなさを感じるかもしれません。なにも知らない状態で見て、こういう物語だと思ってみたほうが逆に楽しめるかもしれません。
ただ、一つだけ注意して欲しいと思ったのが、けっこう原作のネタバレを壮大にやってるんで、まだ原作途中までしか読んでいない人や、ネタバレを嫌う人には厳しいかとも思いました。
原作はけっこう複線とか張られていて、主人公の心葉の事情とかその当たりの話が小出しにされていて、最後の話で回収という形なんです。
読んでる最中に、そのあたりがどうなってるのかいろいろ想像したりして、そのあたりがこの物語の魅力のひとつだったと思うので、映画でネタバレ知って読むと、原作の評価が変わってくるかもしれません。
しかし、原作と映画は先に述べたようにかなり端折られているので、その部分を補うという意味で原作を読むというのもアリなのかもしれません。
なんにしても、”文学少女”シリーズが気になるけど手を出していなかった人は劇場版を機会に”文学少女”シリーズの世界に入るのもいいかもです。
原作ファンには、物足りなく思う部分はあるとは思いますが、まあこの尺ではこれくらいが落としどころだったんじゃないですかね?僕は綺麗にまとまっていて良かったと思いましたよ。
それにしてもラノベのお約束とはいえ、主人公の心葉くんはモテすぎです。お前はギャルゲの主人公かよと。原作はそれほど思わなかったけど劇場版はなんかギャルゲの主人公っぽいなって感じてしまいました。君はいろんな女の子に抱きつかれまくりすぎ!うらやまけしからんっ!
あと原作の印象に比べ、美羽が可愛く感じる。とくにショートカットのほう。原作ではあまり好きでなかったキャラだったんだけど、ちょっといいなって思ってしまったです。
でもやっぱり遠子先輩ですよね。僕の贔屓のキャラのななせさんがあまりパッとしなかったせいもあって、遠子先輩の魅力がぐんとアップされた感じでした。
まあ、とりあえずは感想としてはこんなトコロですかね。
しかしtwitterやmixiで話題をふった時に帰ってくる反応が、消失を見に行ったときに比べて少ないのが寂しいです。あまり注目されていないのかしらん?
まあ同じラノベでもハルヒと比べる時点で間違ってるのかもしれませんけどね。
とにかく気になる人や、見に行くかどうか迷ってる人には、是非劇場に足を運んでみることをお薦めします。少なくともがっかりすることはないと思います。終わった時に他の観客からも良かったって声聞かれましたし、一定レベル以上の満足感はあるかと。
僕もけっこう見に行くかどうかずいぶん迷ったんですが、結果的に見に行ってよかったと思ってます。
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