先日、仕事から帰ってきて晩飯を食べているとき、親が見ていたテレビ番組で「もし世界が100人の村だったら」を取り上げていた。
それを「いい話」として紹介して、食べ残しをなくそう、贅沢を止めようとかそんな話をしていた。
反吐が出た。
偽善にもほどがある。
CMや番組で大量消費を促すのが目的の民放局が、なにを云うかと。
それを「いい話」として紹介して、食べ残しをなくそう、贅沢を止めようとかそんな話をしていた。
反吐が出た。
偽善にもほどがある。
CMや番組で大量消費を促すのが目的の民放局が、なにを云うかと。
そんな事いうなら、CMを止めよ、美食番組を止めよ、消費を煽るような事を止めよと言いたい。セレブだなんだと無駄に消費している連中を美化して、貧乏人を笑いのネタにするのを止めよ。お前らがそれを言うか!呆れて物も言えん。
だいたい「100人の村」の話は、貧困層を見下して、自分たちがどんなに裕福か、どんなに選ばれた人間であるかを書いた、トンデモ話だと言うことを知らないのか。
たとえば、ドキュメンタリーで万引きの実態を特集し、それをやる人間や社会状況を批判し、問題視する一方、バラエティーではタレントの万引き告白をネタにして、それを武勇伝みたいにして伝える。「万引きは犯罪です」という注釈は、笑いのタネにしか見えない。(あびる優窃盗事件)
最近のテレビ放送はオカシイ。
ラジオもそうだ。
私は仕事柄、昼間車でラジオを聴いているが、ぜんぜんつまらない。CMが多い、CMどころか番組の半分くらいは「通信販売」や「保険の案内」などの広告番組だ。
「保険の番組」などは毎日、毎日、ほぼ同じ内容でうんざりさせられる。私はその番組が始まると、いつも「またか!ア○コ氏ね!」といってラジオのスイッチを切る。
で、今TV局やメディアはなにかとインターネットを叩いている。
なにかにつけて悪いのはインターネットだ。それに乗る馬鹿な視聴者。
子供が犯罪を犯し、その子がインターネットをしていたらインターネットは悪。
性犯罪が氾濫しているのはインターネットのせい。
ネットで犯行予告があればインターネットがあるせい。
インターネットが悪いで思考停止している連中に原因追及させていいものだろうか。
たとえば、この間の17歳少年が男児(4つ)をハンマーで殴り重傷を負わせた事件でも、その少年がネットで死体の写真を見たというのが原因だなんていうことが言われている。
違うだろ?
親とか学校とかの教育の仕方が間違ってたんだろ?
たとえ死体の写真を見たとしても、興奮したり興味持ったりする子供というのは希だろうし(普通は気持ち悪いと思って見ない)興味を持っても実際に人を殺したいなんて思考するのもオカシイし、それを実行に移す子供も普通はいないと思う。
たとえ「人を殺したい」と思っても理性が実行に移すのを止める。そういう理性を育てていくのが教育ってやつではないのかね?
インターネットで写真を見たのは要因の一つに過ぎない。
そればかりに目を奪われて、本来の問題に目をそらし、自分たちの責任から目を背けようとする人々。こんな事ではこういった少年の犯罪なんてなくならない。
テレビ局にとってもインターネットを叩くいい材料だ。
教育の問題はそっちのけで、ネットを悪者に仕立て上げようとしている。
一事が万事こんな状態。少しでもネットを使った犯罪が行われると、すぐにネットが悪いというテレビ局。
挙げ句の果てにはテレビの視聴率が悪のはネットのせいだと言っている。自分たちが魅力的な番組作りをせず、くだらない愚にも付かない番組ばかり作っているのを棚に上げてよく言うと思う。
番組の質の低下も著しい。バラエティーでは嘘をさも本当の事みたいに放送している。素人の演技をしている芸人をいかにも本当の素人だというような感じで出演させている。嘘を演出の一言で正当化しようとしている。
ニュース番組とかでも、事実を忠実に伝える事はせず、偏った報道をしている。
キャスターや評論家がトンデモ発言をやって、それがいかにも一般的な意見のように放送している。「フィギュア萌え族」騒動もその一つだろう。あれにはホント呆れた。
またネットではメディアの裏事情が次々と暴露されている。これもメディア側にしては面白くない。なんとかしてインターネットを悪者にしなければと必死になっている。
なんだかんだ言ってもテレビの影響は大きい。テレビで言っている事が全て本当だと思っている人間は未だに多い。テレビ(というかメディア)は権力だと私は思う。
昔は政治のトップに居る者が独裁者として民衆を支配していた。今はメディアを支配する人間が民衆を支配しようとしている気がしてならない。
対してインターネットはどうかというと、インターネットに書いてあることを素直に受け止める人間は少ないと思う。無責任な発言や、自分の利益になるような発言をする人間が混じっていることをまず疑うからだ。テレビは公共の電波を使用しているから、いい加減なことは言わないだろうとみんなが信じ込んでしまっている。
私の世代はテレビ世代だ。子供の頃からテレビを見て育った。知らず知らずのうちに、テレビに洗脳されている部分があるかもしれない。
そろそろテレビから卒業する時なのではないだろうか。今度テレビ放送はデジタル化するという。それに伴いアナログ放送を止めるという。いい機会ではないか。新しい受信機をついたテレビなんて買わずに、これを機会にテレビ自体を止めればどうかな。私はそうしようと思う。
(と言うか、なぜわざわざ金を払ってまで、テレビ局の仕様の変更に付き合わねばならんのだ)
関連ページ
ポチは見た!〜マスコミの嘘と裏〜
http://www.geocities.co.jp/SweetHome/8404/
テレビCMからURLが消える日
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1092838/detail
テレビを消すと、時間ができる
http://allabout.co.jp/family/simplelife/closeup/CU20050419A/
あびる優窃盗事件のまとめのまとめ
http://240.ameblo.jp/entry-dcd217c661a3041efcbba538ab586007.html
大谷昭宏氏による「フィギュア萌え族(仮)犯行説」問題まとめサイト
http://www.geocities.jp/kotoba_mamoru/
だいたい「100人の村」の話は、貧困層を見下して、自分たちがどんなに裕福か、どんなに選ばれた人間であるかを書いた、トンデモ話だと言うことを知らないのか。
たとえば、ドキュメンタリーで万引きの実態を特集し、それをやる人間や社会状況を批判し、問題視する一方、バラエティーではタレントの万引き告白をネタにして、それを武勇伝みたいにして伝える。「万引きは犯罪です」という注釈は、笑いのタネにしか見えない。(あびる優窃盗事件)
最近のテレビ放送はオカシイ。
ラジオもそうだ。
私は仕事柄、昼間車でラジオを聴いているが、ぜんぜんつまらない。CMが多い、CMどころか番組の半分くらいは「通信販売」や「保険の案内」などの広告番組だ。
「保険の番組」などは毎日、毎日、ほぼ同じ内容でうんざりさせられる。私はその番組が始まると、いつも「またか!ア○コ氏ね!」といってラジオのスイッチを切る。
で、今TV局やメディアはなにかとインターネットを叩いている。
なにかにつけて悪いのはインターネットだ。それに乗る馬鹿な視聴者。
子供が犯罪を犯し、その子がインターネットをしていたらインターネットは悪。
性犯罪が氾濫しているのはインターネットのせい。
ネットで犯行予告があればインターネットがあるせい。
インターネットが悪いで思考停止している連中に原因追及させていいものだろうか。
たとえば、この間の17歳少年が男児(4つ)をハンマーで殴り重傷を負わせた事件でも、その少年がネットで死体の写真を見たというのが原因だなんていうことが言われている。
違うだろ?
親とか学校とかの教育の仕方が間違ってたんだろ?
たとえ死体の写真を見たとしても、興奮したり興味持ったりする子供というのは希だろうし(普通は気持ち悪いと思って見ない)興味を持っても実際に人を殺したいなんて思考するのもオカシイし、それを実行に移す子供も普通はいないと思う。
たとえ「人を殺したい」と思っても理性が実行に移すのを止める。そういう理性を育てていくのが教育ってやつではないのかね?
インターネットで写真を見たのは要因の一つに過ぎない。
そればかりに目を奪われて、本来の問題に目をそらし、自分たちの責任から目を背けようとする人々。こんな事ではこういった少年の犯罪なんてなくならない。
テレビ局にとってもインターネットを叩くいい材料だ。
教育の問題はそっちのけで、ネットを悪者に仕立て上げようとしている。
一事が万事こんな状態。少しでもネットを使った犯罪が行われると、すぐにネットが悪いというテレビ局。
挙げ句の果てにはテレビの視聴率が悪のはネットのせいだと言っている。自分たちが魅力的な番組作りをせず、くだらない愚にも付かない番組ばかり作っているのを棚に上げてよく言うと思う。
番組の質の低下も著しい。バラエティーでは嘘をさも本当の事みたいに放送している。素人の演技をしている芸人をいかにも本当の素人だというような感じで出演させている。嘘を演出の一言で正当化しようとしている。
ニュース番組とかでも、事実を忠実に伝える事はせず、偏った報道をしている。
キャスターや評論家がトンデモ発言をやって、それがいかにも一般的な意見のように放送している。「フィギュア萌え族」騒動もその一つだろう。あれにはホント呆れた。
またネットではメディアの裏事情が次々と暴露されている。これもメディア側にしては面白くない。なんとかしてインターネットを悪者にしなければと必死になっている。
なんだかんだ言ってもテレビの影響は大きい。テレビで言っている事が全て本当だと思っている人間は未だに多い。テレビ(というかメディア)は権力だと私は思う。
昔は政治のトップに居る者が独裁者として民衆を支配していた。今はメディアを支配する人間が民衆を支配しようとしている気がしてならない。
対してインターネットはどうかというと、インターネットに書いてあることを素直に受け止める人間は少ないと思う。無責任な発言や、自分の利益になるような発言をする人間が混じっていることをまず疑うからだ。テレビは公共の電波を使用しているから、いい加減なことは言わないだろうとみんなが信じ込んでしまっている。
私の世代はテレビ世代だ。子供の頃からテレビを見て育った。知らず知らずのうちに、テレビに洗脳されている部分があるかもしれない。
そろそろテレビから卒業する時なのではないだろうか。今度テレビ放送はデジタル化するという。それに伴いアナログ放送を止めるという。いい機会ではないか。新しい受信機をついたテレビなんて買わずに、これを機会にテレビ自体を止めればどうかな。私はそうしようと思う。
(と言うか、なぜわざわざ金を払ってまで、テレビ局の仕様の変更に付き合わねばならんのだ)
関連ページ
ポチは見た!〜マスコミの嘘と裏〜
http://www.geocities.co.jp/SweetHome/8404/
テレビCMからURLが消える日
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1092838/detail
テレビを消すと、時間ができる
http://allabout.co.jp/family/simplelife/closeup/CU20050419A/
あびる優窃盗事件のまとめのまとめ
http://240.ameblo.jp/entry-dcd217c661a3041efcbba538ab586007.html
大谷昭宏氏による「フィギュア萌え族(仮)犯行説」問題まとめサイト
http://www.geocities.jp/kotoba_mamoru/
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