先週の土曜日、2月2日に江田島の兵姫ストライクスマホスタンプラリーの2月任務を巡ってきました。
時間とお金がなかったので仕事上がりの日帰り強行軍で行ってきました。今回は道中の模様も含め、旅レポート形式で書いていこうと思います。ちなみに1月任務(コース)のレポートはこちら。
前日の金曜日は遅番勤務だったので当日は0時に終業。0時15分頃会社を出発し、帰宅せず、直接呉を目指します。
時間調整と高速代節約のため、周南市あたりまで下道、国道2号線で行きます。寒い夜で外気温は氷点下を下回る時も。徳山東インターから高速、山陽道へ。
この後、廿日市まで山陽道を走り、高速をおります。そして下道→広島高速で坂まで。坂で給油して下道で呉方面へ。
時間調整で何を待ってるのかというと、この後行く「大和温泉物語」が深夜3時から6時までお風呂がお休みで、さらに6時以前に入館すると深夜料金を別途とられるので、6時までここで待機。
この温泉も今回の旅の目的の一つでした。屋上の露天風呂から明けてゆく空と呉湾を眺めながらの温泉は、とてもオツなものであります。
いつもは朝食を館内のレストラン「おぼろ月」で済ませてから寝るのですが、久しぶりに来たら朝食営業なくなってマシタ…。
12時まで寝て、起きたらもう一度温泉に入ってまったり。
今回の呉海自カレーより大和温泉物語内のレストラン「おぼろ月」もラリーに加えられました。「せとゆき」カレーはとろみがよくついた僕好みのカレーでした。ごちそうさまです。
さて、仮眠とお風呂も済ませたので活動開始です。
すぐに江田島に向けて出発と思ったのですが、「大和温泉物語」で無料駐車券が9時間分出たので、せっかくなのでちょっとだけ呉を散策。
では、いよいよ江田島へ向けて出発です。時間が無いので今回は「アレイからすこじま」などへの寄り道は無しで。あくまで「兵姫ストライク」が目的なので。
第二音戸大橋を渡って倉橋島へ。
「宵月」について調べてみました。駆逐艦「宵月」秋月型駆逐艦の10番艦です。
浦賀生まれ。1945年、終戦の年の1月31日に竣工。2月には横須賀空襲の迎撃で初の対空戦と敵機撃墜を経験してます。4月の大和沖縄特攻の作戦には訓練不足を理由に参加できませんでした。
呉に配備された彼女ですが、空襲にさらされるようになって、呉に配備され防空に奮闘しました。
やがて本土決戦の為に温存されることになり、東能美島南端の窪入江湾で擬装を施されて錨泊。そのまま終戦を迎えます。太平洋戦争を生き残った艦艇のひとつだったのですね。
終戦後は引揚船として活躍したのち、「雪風」同様、中華民国(台湾)に賠償艦として引き渡され「汾陽」と命名されました。しかし引き渡し後は機関の調子が悪く、係留練習艦となった後、1963年に解体されました。
現在のところ、艦これのほうでは未実装。アズールレーンのほうにはいるみたいですね。
終戦の年に生まれ、戦闘を経験しつつ大戦を生き残ったものの、常に機関の不調に悩まされた艦生。生き残ったのだから運がいいほうなんでしょうけど、なんだか不憫な感じの子ですね。
でも終戦前の呉、江田島にこういう艦がいたのは知りませんでした。大変勉強になりました。
「梨」は太平洋戦争を生き残り、発足した海上自衛隊で護衛艦「わかば」として復活した数奇な運命を持った子ですね。
最初どこにいるのか気が付かなくて店内に入りましたけど、奥の方のガラス戸(藤三の店舗側)に外側に向けて置いてありました。外からでもバーコード読めます。
次は少し離れて島の駅「豆ヶ島」に向かいます。江田島のほぼ中央、ゆめタウン江田島のちかくです。
兵ストの大淀さんは僕好みの美人さんですねー。
彼女はこのお店の直ぐ側、江田島湾南端あたりで最期を迎えました。そこには慰霊碑もあります。感慨深いなー。
それな…。
大豆うどん、僕も気になってて、食べたかったけど、二重焼きでお腹いっぱいだったから…すまぬ…すまぬ…。
次の機会には是非いただきたいと思います。
さて、お次は豆ヶ島よりまっすぐ北上して、第一術科学校前の「ふるさと交流館」へ。
甲標的は特殊潜航艇です。潜水艇ではなく標的となってるのは欺瞞工作のため。
潜水艦に搭載し、水中で母艦から発進、港湾や泊地に侵入し敵艦を魚雷で攻撃するという兵器。イメージ的には艦載機の潜水艇版みたいな感じですかね。実績をみると生還率はかなり低いですが、ちゃんと帰還を想定して設計されたので、回天のような特攻兵器とは異なります。
真珠湾攻撃の際にも使われ、帰還できなかった5隻の乗員、捕虜となった1名を除く9名は九軍神として戦意高揚のために讃えられました。
またシドニー港攻撃やマダガスカルの戦いに参戦しています。
現在、大和ミュージアムや第一術科学校で実物を見ることができます。
「ふるさと交流館」ではシールやポストカードなどをゲット。
「てくてく」さんでは売り切れていた「手焼きもみじ饅頭」が在庫あったのでこちらで購入。
では、次に参りましょう。そのままさらに北上して小用港へ。
湾を挟んだ対岸は呉です。
そういえば、ちょうど先日、姉の「比叡」がソロモン諸島沖の海底で見つかったというニュースが話題になりましたね。榛名さんも喜んでいることでしょう。
ターミナル横の小用みなと公園では牡蠣まつりの準備がされてました。翌日(2月3日)に開催されたようです。一日早かった…残念無念。
さて、2月任務も残すところあと一人。最後に向かう場所は広島(宇品)からのフェリーが発着する三高港です。
小用港から三高港までは車で30分ほど。一旦、豆ヶ島ちかくの江南交差点まで戻って交差点を右折。利根資料館や中町港方向へ。能美島の北端部の中央、砲台山の麓に三高港はあります。
16時50分、三高港ターミナル。昭和のフェリー乗り場を彷彿とさせるフェリーターミナルですね。
そっかー砲台山(三高山)の砲台跡、今は行けないのか…。時間があったら足を伸ばしてみようかとも思っていたけど、行けないのなら仕方がない。
帰りは竹原でお好み焼きでも食べて帰ろうと思いましたが、あまりにも体がしんどくて途中で断念。高屋インターから山陽道で九州へ戻ります。
途中何度も仮眠をとりながら時間をかけて走りました。
下松サービスエリアの下松牛骨ラーメン。
仮眠と喰いチカラで、なんとか日付が変わる前に無事、帰宅することができました。帰りはALL高速だったけど、仮眠時間を入れて5時間以上かかったです…。
というわけで、2月任務(コース)無事コンプリートしました。日帰りで駆け足の旅でしたが、なんだかんだで楽しいスタンプラリーとなりました。でも、日帰りだとやっぱ疲れますねー。
今年の兵ストスタンプラリーは、入りにくそうなポイントもなく、数も6ポイントだけだったので、前回に比べ、難易度が高くなくて、気楽に回れるから良かったですね。
そして万が一、施設がお休みの場合も、施設外にカメレオンコード(バーコード)が設置されてるので、行って中に入れず泣き寝入りなんて心配がなかったのも良かったです。人によっては手応えがなくなったと感じる人もいるかもしれませんが、僕としては気楽にまわれるほうがいいかなー。
またいつか次の任務が開始されることを待ちたいと思います。あと懸賞、当選してくれること祈ってますw
※追記 2019.03.17
特産品セット当選しました!ヤッフー!!
兵ストのハンドタオルとかメガネ拭きとかてぬぐいとか。
兵スト2019マグカップ!いい絵だねー。
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