昨日、また佐世保に行ってました。先週行けなかった倉島岸壁の艦艇一般公開、今回は行って来ました。

今回の担当艦は、なんと「すずつき」でした。あきづき型の公開は珍しいので嬉しかったです。個人的にはおそらく、あきづき型護衛艦の見学は今回が初めてだったかと。


…というか、最近は掃海艇ばかりだったので久々の護衛艦見学でした。

そんな訳で、DD-117、あきづき型護衛艦3番艦「すずつき」の見学写真を掲載します。僕の護衛艦の写真はなんか受けが悪いのでまあ適当に…。

すずつき@佐世保 (1)
現役最新鋭護衛艦、あきづき型〜。汎用護衛艦(DD)では最強ですかねー。

すずつき@佐世保 (2)
こちらは後ろに停泊していたむらさめ型護衛艦「きりさめ」。魔理沙〜。(関係ない)

むらさめ型4番艦です。「きりさめ」のほかに「はるさめ」「あけぼの」「ありあけ」とむらさめ型は佐世保にはたくさん配備されてるので見る機会多いです。

すずつき@佐世保 (3)
「すずつき」の隣にはあさぎり型護衛艦「さわぎり」、はつゆき型護衛艦「あさゆき」がいました。奇しくも月型。霧型、雪型、雨型と汎用護衛艦大集合でした。波型がいれば完璧なのですが、波型は佐世保にはおりませんので。代わりに川型と言えるあぶくま型護衛艦「せんだい」がいましたが。

すずつき@佐世保 (4)
ステルス性を意識したカクカクな船体と、低い艦橋、高いおでこが特徴ですかねー。

すずつき@佐世保 (5)
90式対艦ミサイルの解説。国産の対艦ミサイルです。旧型にはハープーンが搭載されてますが。比較的新しいタイプ護衛艦にはこちらが搭載されてますね。

すずつき@佐世保 (6)
新型の4連装魚雷!?って思ったけど、残念!自走式デコイ発射機(ランチャー)です。いづも型にも搭載されている新しいデコイ発射装置です。一世代前の護衛艦は艦尾にあるラッパのような形をしたところから発射してました。※<追記>艦尾のラッパは曳航型デコイです。あきづき型にも採用されています。

すずつき@佐世保 (7)
こちらがおなじみ、68式三連装短魚雷発射管。あきづき型ではハッチの中に隠されていて外から見えません。

すずつき@佐世保 (8)
すずつき@佐世保 (23)
艦橋は意外と低いです。艦橋の上にあるのがFCS-3A多機能型のレーダーパネル。あきづき型がでこっぱちになってるがこのせいですねw 

しかしこのFCS-3(00式射撃指揮装置3型)、日本が独自に開発した搭載武器システムで、あきづき型にとうさいされたFCS-3Aはそれの改良型。自艦だけでなく僚艦の対空防御を可能にしました。これがあきづき型の最大の特徴といえます。あきづき型は秋月型駆逐艦と同様に防空護衛に秀でた艦なのであります。

ヘリ搭載護衛艦のいづも型がひゅうが型に比べて、ヘリ運用機能に特化し、自衛武装が少ない設計になってるのは、こういったあきづき型などの最新鋭護衛艦と組んで運用することを考えてということであります。

すずつき@佐世保 (9)
すずつき@佐世保 (21)
艦橋の前にはファランクス(CIWS)が搭載されています。ヘリ格納庫の上にもう1基あり、合計2基装備されています。

すずつき@佐世保 (10)
すずつき@佐世保 (16)
すずつき@佐世保 (20)
VLS MK-41 Mod 29 垂直発射装置。艦橋構造物と速射砲の間に32セル設置されています。

すずつき@佐世保 (12)
艦首方向。

すずつき@佐世保 (13)
すずつき@佐世保 (14)
62口径5インチ単装砲(MK-45 Mod 4 Naval Gun)。ステルス性を考慮してすごくカクカクしてます。ロボットっぽいですねw 砲身も長い印象です。

すずつき@佐世保 (18)
主砲下の扉は排莢の為のものですかね?砲身の横にもなにかを取り付ける金具がありました。

すずつき@佐世保 (17)
「すずつき」から見た「さわぎり」と「あさゆき」。きり型とゆき型の違いがわかりますね。レーダーとか。

すずつき@佐世保 (22)
「さわぎり」艦橋とアスロック発射機。


すずつき@佐世保 (24)
不審者がwww

すずつき@佐世保 (25)
左舷側の短魚雷発射管。

すずつき@佐世保 (26)
左舷側のハープーン。

すずつき@佐世保 (27)
救命浮輪。

すずつき@佐世保 (28)
すずつき@佐世保 (29)
すずつき@佐世保 (32)
ヘリ格納庫。搭載機は1機ですけど、2機収容できる広さがあります。

すずつき@佐世保 (30)
すずつき@佐世保 (35)
すずつき@佐世保 (39)
すずつき@佐世保 (37)
後部のヘリ甲板。四角ではなく、艦尾のほうが少し細くなってる形をしています。周囲の柵はヘリ着艦時には倒れて落下防止用の網になるらしいです。

すずつき@佐世保 (36)
「さわぎり」、「あさゆき」の艦尾シースパロー発射装置。

すずつき@佐世保 (33)
あぶくま型護衛艦じんつう。あぶくま型は沿岸護衛艦、小型護衛艦で主に近海を守るのを任務としています。去年はこの「せんだい」にはいろいろと縁がありました。隣から小さいとか古いとかいう声が聞こえてきましたけど、愛すべきあぶくま型をナメないで頂きたい。

すずつき@佐世保 (34)
後ろに停泊していた「きりさめ」。

すずつき@佐世保 (38)
ヘリ管制室。

すずつき@佐世保 (40)
岸壁より。

すずつき@佐世保 (41)
艦橋構造物。

すずつき@佐世保 (42)
掃海艇がいないって思ったら、国際ターミナル側に停泊してました。

すずつき@佐世保 (43)
停泊していたのはひらしま型掃海艇「たかしま」。木で作られた掃海艇の最後の船で、これ以降はFRP製になりました。木造が作られなくなったのは木造船を作る技術者がいなくなったためとも言われています。

すずつき@佐世保 (44)
艦番号は117。時報って覚えると良いかとw ちなみに天気予報はイージス艦の「あたご」ですw

すずつき@佐世保 (45)
斜め前方より。

すずつき@佐世保 (46)
速射砲(62口径5インチ砲)。

すずつき@佐世保 (47)
中央構造物。煙突は2本。マストは1本。マストの形も特徴的ですね。全体的にステルス性を考慮した直線的な形をしています。

すずつき@佐世保 (49)
庁舎前より「すずつき」。

すずつき@佐世保 (50)
艦尾ヘリ甲板。

すずつき@佐世保 (51)
売店から出てきたら、巡視船ちくごが出てきてました。

すずつき@佐世保 (52)
すずつき@佐世保 (53)
護衛艦を前にした巡視船の貴重な旋回シーン。

すずつき@佐世保 (54)
庁舎前より「きりさめ」と「じんつう」。


以上、「すずつき」見学の様子でした。

「すずつき」は大日本帝国海軍の護衛艦「涼月」の名を引き継いだ護衛艦でもあります。その「涼月」は大和を守って坊ノ岬沖海戦で戦い、敵の攻撃で大破し、艦首が沈下し、中央部も海面まで数センチのところまで沈みました。前進はできないので後進して進み、単艦でなんとか佐世保へ帰還しています。

海戦終了後、航空隊に航行してる姿が発見されたものの、帰港に時間がかかったため、途中で沈んだものと思われてました。佐世保港に姿を見せた時、佐世保海軍工廠はサイレンを鳴らして奇跡の帰還を歓迎したと言われています。

そういった縁もあり、「涼月」の名を冠する護衛艦が佐世保に所属してるのは感慨深いものがありますね。ちなみに「涼月」は生まれも長崎の三菱長崎造船所です。そして護衛艦「すずつき」の生まれも三菱重工長崎造船所でございます。


そして、大戦を生き残った「涼月」は、姉妹館の「冬月」と共に福岡県の若松で軍艦防波堤として眠っています。コンクリートの下にその姿は埋もれてしまっていますが、今でもそこに涼月があるという事実は変わりません。涼月の眠る福岡の地に住む者として、今回の「すずつき」見学は嬉しいものでありました。

(参考記事)
【艦これ聖地巡礼】若松の軍艦防波堤
若松の軍艦防波堤2


ちなみに一緒に眠ってる「冬月」は、同じあきづき型護衛艦「ふゆつき」として舞鶴に所属しています。

(参考記事)

2016GWドライブレポート”馗疂


あと、艦これでは、この秋のイベントで「涼月」の実装があるようですね!とても楽しみです。「冬月」の実装もはよw


最後に護衛艦「すずつき」のスペックを簡単に掲載ておきます。


就役:2014年3月12日
建造:三菱重工長崎造船所
全長:151m
全幅:18.3m
喫水:5.4m
排水量:5000トン
乗員:約200名
主機:ガスタービン4基
推進機:可変ピッチプロペラ2翼
軸馬力:64000馬力
速力:30ノット
艦載機:哨戒ヘリコプターSH-60K/60J


(関連記事)
佐世保護衛艦ウォッチング(2017年10月8日)
夏の佐世保遠征0701
佐世保軍港クルーズと掃海艇たかしま
護衛艦「さわぎり」艦艇一般公開と佐世保散策
【現代の艦娘達】護衛艦じんつう@佐世保
【現代の艦娘達】護衛艦しまかぜ@佐世保
【現代の艦娘達】護衛艦あけぼの@佐世保サマーフェスタ
ミサイル艇おおたか@佐世保地方隊サマーフェスタ
【艦これ聖地巡礼】大和さんや矢矧さんの眠る海へ
【艦これ聖地巡礼】若松の軍艦防波堤
若松の軍艦防波堤2