毎年年末年始の恒例となりつつある冬の大遠征。今年は年末年始の5連休に、一日有休を取って6日間(4泊6日)の旅をしてきました。
青春18きっぷをメインで利用し、山陽、東海道で静岡で一泊。横須賀に行き、諏訪で一泊。中央線、大糸線と旧北陸本線で富山。そして金沢、帰路は神戸からフェリーでという旅程でした。結論から先にいうと今回の遠征は大失敗。旅行後半、風邪をひいてしまい、予定がすべて吹き飛ぶという大失態をやらかしました。
なので、レポートも書かないでおこうかと思ってましたが、前半はちゃんと動けてるのでその分だけでも書き残しておこうと思い直し、記事にすることにしました。
旅行1日目、12月29日。この日は仕事納めの日でしたが、僕は有休を取って1日早く年末年始休みに入りました。
1日目は移動日です。鉄道でひたすら東へ移動します。静岡まで地獄の12回乗り換えです。これでも間に新幹線を挟んでるので2回乗り換え少ないです。
早朝3時半に起きて、4時に出発。最寄りの新飯塚駅より、5時2分の始発で出発です。
僕の青春18きっぷの旅はいつもの福北ゆたか線、始発電車で始まります。夏だと出発の時点で白み始めてる空も、冬なので関門海峡を越えるまでは空は暗いです。
折尾で乗り換え。折尾駅はまだまだ工事中でした。工事が終われば乗り換えも楽になりそう。鹿児島本線門司港行き普通で小倉を目指します。
小倉で下関行きに乗り換え。下関着が6時29分。
下関駅。岩国行きの末期色に乗り換えます。これより約3時間の長い乗車です。
富海付近。天気は曇り。
大島大橋。向こうは周防大島。
岩国到着9時48分。昔はここで接続が白市行きになっていて、それをパスしてその次の糸崎行きに乗っていたので、朝食とか取る時間がありました。
しかし最近のダイヤ改正で最近は糸崎行きと接続するようになったので、キツくなりました。これより混雑する広島近郊区間に入るのに車両も4両編成から3両編成と短くなるという嫌がらせ。糸崎の接続も、以前は岡山行きが来ていたのに、ダイヤ改正からは福山(5駅)で乗り換えが必要になったりと、嫌がらせダイヤになってしまいました…。ダイヤ改正で山陽本線はますます不便に!
糸崎〜尾道の瀬戸内海。向こうに見える橋は因島大橋。
尾道付近。新尾道大橋と尾道大橋。
岡山到着13時48分。ここから新大阪まで新幹線ワープです。どこかで新幹線ワープを使わないと、鈍行のみでは静岡まで届かないので、難所の岡山〜相生区間を避けるため、ここでワープを使います。
予定では「のぞみ」170号に乗るのでしたが、一本早い「さくら」550号に乗車。新大阪行きなので乗車率低め。
15時前に新大阪に到着できました。これより新快速で米原を目指します。米原で大垣行きに乗り換えます。大垣着が17時3分。例年ならこのあたりで雪が見れるのですが、今年は暖かいせいか、全然雪がみれませんでした。
そして大垣といえば、「聲の形」の舞台となった場所。乗り換えの時、駅の改札のところに大きくポスターが貼ってあるのを見かけました。いつか聖地巡礼したいですね!
大垣からは特別快速で豊橋まで。豊橋からは普通列車で浜松まで。
そして浜松の接続が「ホームライナー静岡」という電車でした。このホームライナーは青春18きっぷでも乗れますが、別途、ライナー券(乗車整理券)320円が必要です。調べたところによると、ホームにてライナー券を売ってるとのことでしたので、券売機を探すも見当たりません(※)。発車時刻は迫ってくるし、思い切って車掌に聞いてみました。
(※)ちなみに静岡駅ではホームでライナー券買えるようでした。
するとライナー券は車内でも買えるとのことで、とりあえずそのまま乗車。出発後やってきた車掌からライナー券を買いました。これわかんない人もいるよね…。
車内で発券してもらっても割増料金とかにはならないので安心してください。
ホームライナーの車両は特急型。青春18きっぷで乗れるのでうまく旅程に組み込むと便利かもしれません。
シートはリクライニング仕様。この区間は地獄のロングシート三昧な区間なのでクロスシートってだけでも有難い。
JR九州の特急のように前の席のヘッドレストカバーにポケットがついているので、ここにライナー券を入れておくんやでー。
静岡到着20時28分。所要時間約15時間、乗り換え12回の長い移動でした。日本って広いよね…。
静岡はいいねえ。
今夜の宿は静鉄ホテルプレジオ静岡駅南。ちょっとだけ値段高かったので部屋は良かったです。あと駅からも近かった。
新静岡セノバ。静岡鉄道静岡清水線の新静岡駅にある駅ビルです。JR静岡駅北口から徒歩5分。
この5階にあるのが「炭焼きレストランさわやか 新静岡セノバ店」。
静岡県民のソウルフード「げんこつハンバーグ」を食べに来ました。今回、静岡を宿泊地に選んだのもこれの為です。一昨年静岡に行ったときにフォロワーさんたちに教えてもらって、その味が忘れられなくて。
まずは生ビールでかんぱーい。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!げんこつハンバーグ。げんこつ大のハンバーグを店員さんが目の前で切って鉄板に押し当てて仕上げてくれます。ソースはオニオンで。
外はしっかりと焼かれてますが、中は赤いです。これがまた肉汁たっぷりでたまらんのです。
赤いよ赤いよ。”牛肉100%・炭焼きハンバーグの「指定部位=大腸菌ゼロ」を確認しています。通常ハンバーグに使われる「トリミング肉(肉の端材)」は、一切使用しておりません(さわやかのサイトより)”とのことで安心して食べられます。
予定通り静岡までたどり着き、無事、目的のげんこつハンバーグを食べられて大満足でした。
その後静岡の夜の街を少し遠回りしながら帰りました。
そして、2日目。この日は横須賀に行って、夜は諏訪まで移動しします。
ホテルの窓から朝の静岡市内。天気はとても良さそう。
ホテルの朝食バイキング、ビジネスホテルのバイキングにしてはメニューも豊富で良かったです。
2日目スタートです。ホテルを出たら正面に静岡駅が見えます。
静岡駅(南口)
ちょっと早めにホテルを出たので、ここで今夜乗る特急の切符を買っておきます。
そして予定より1本早い電車に乗車して、まずは熱海を目指します。せっかく一本早い電車に乗ったのだからと思い、途中で富士山が見えるかなって思って、富士川駅で下車してみました。
富士川駅にやって来る回送電車。昨晩乗った特急型の電車(373系電車)です。ご覧のように富士山は雲に隠れて見えません。静岡を出たときには綺麗に見えていたのですが…。
しばらく待ってると雲が晴れてきました。頑張れ、上空の風!
山頂のほう、かなり綺麗に見え始めました。ラッキー!
中腹はまだ雲がかかってますが、それもまた良い味…なのかもしれません。このあたりの東海道本線(新幹線も含む)は何度も乗ってますが、これだけ綺麗に富士山が見えたのは過去1回しかなかったです。
これだけ見れれば御の字でしょう。下車した甲斐がありました。九州なんかに住んでると「東京の連中が富士山、富士山なんて有難がっとるけど、日本一高いっていうだけで、ただの山やろ?なんがそげん有難いと?」って思ってしまいますが、実際に目にしたら、富士山が昔から日本人に愛される理由がわかりますね。
その後にやってきた普通電車の車窓から。一度富士山を見るだけの為にこの辺り旅行するのも楽しいのかも?って思いました。
ロングシート車退屈なので、ずっと先頭車両の前方車窓を見て過ごしました。
一部区間では雨も。
函南駅手前。函南駅の先にある長い長いトンネル(丹那トンネル)を抜けると熱海になります。
熱海駅手前。
9時31分、熱海に到着しました。
熱海駅ホーム。左に停車している古河行き電車に乗り換えです。
E233系電車。東海の地獄のロングシートとはここでオサラバです。
なんかアニメの車内広告貼ってました。冬アニメでやるみたいです。
この後、小田原で特別快速に乗り換えて、大船で横須賀線逗子行きに乗り換え。逗子から久里浜行きに乗り換えます。この辺忙しいですね。
11時7分、横須賀到着!福岡から約1000キロの旅でした。
生涯3度目の横須賀です。軍港めぐり目的では去年に続き2回目ですね。
スカレーちゃんもお久しぶり!
…という訳で、今回はここまでです。
この時点まで珍しくトラブル無しで順調に旅程をこなしていました。順調すぎて怖いほどで、嫌な予感もしてたのですが、それが当たってしまうとは夢にも思ってませんでした。
ただ、ホテルで朝起きたときに喉に若干の違和感を覚えていて「ん?まさか…風邪のひきはじめ…まさかね…」という感じはありました。
それはともかく、一番しんどいと思った横須賀までの列車乗り換えラッシュ区間が無事終了したので、ホッとした瞬間でもあったと思います。
次回は横須賀の護衛艦ウォッチングの模様をお届けしたいと思います。
青春18きっぷをメインで利用し、山陽、東海道で静岡で一泊。横須賀に行き、諏訪で一泊。中央線、大糸線と旧北陸本線で富山。そして金沢、帰路は神戸からフェリーでという旅程でした。結論から先にいうと今回の遠征は大失敗。旅行後半、風邪をひいてしまい、予定がすべて吹き飛ぶという大失態をやらかしました。
なので、レポートも書かないでおこうかと思ってましたが、前半はちゃんと動けてるのでその分だけでも書き残しておこうと思い直し、記事にすることにしました。
旅行1日目、12月29日。この日は仕事納めの日でしたが、僕は有休を取って1日早く年末年始休みに入りました。
1日目は移動日です。鉄道でひたすら東へ移動します。静岡まで地獄の12回乗り換えです。これでも間に新幹線を挟んでるので2回乗り換え少ないです。
早朝3時半に起きて、4時に出発。最寄りの新飯塚駅より、5時2分の始発で出発です。
僕の青春18きっぷの旅はいつもの福北ゆたか線、始発電車で始まります。夏だと出発の時点で白み始めてる空も、冬なので関門海峡を越えるまでは空は暗いです。
折尾で乗り換え。折尾駅はまだまだ工事中でした。工事が終われば乗り換えも楽になりそう。鹿児島本線門司港行き普通で小倉を目指します。
小倉で下関行きに乗り換え。下関着が6時29分。
下関駅。岩国行きの末期色に乗り換えます。これより約3時間の長い乗車です。
富海付近。天気は曇り。
大島大橋。向こうは周防大島。
岩国到着9時48分。昔はここで接続が白市行きになっていて、それをパスしてその次の糸崎行きに乗っていたので、朝食とか取る時間がありました。
しかし最近のダイヤ改正で最近は糸崎行きと接続するようになったので、キツくなりました。これより混雑する広島近郊区間に入るのに車両も4両編成から3両編成と短くなるという嫌がらせ。糸崎の接続も、以前は岡山行きが来ていたのに、ダイヤ改正からは福山(5駅)で乗り換えが必要になったりと、嫌がらせダイヤになってしまいました…。ダイヤ改正で山陽本線はますます不便に!
糸崎〜尾道の瀬戸内海。向こうに見える橋は因島大橋。
尾道付近。新尾道大橋と尾道大橋。
岡山到着13時48分。ここから新大阪まで新幹線ワープです。どこかで新幹線ワープを使わないと、鈍行のみでは静岡まで届かないので、難所の岡山〜相生区間を避けるため、ここでワープを使います。
予定では「のぞみ」170号に乗るのでしたが、一本早い「さくら」550号に乗車。新大阪行きなので乗車率低め。
15時前に新大阪に到着できました。これより新快速で米原を目指します。米原で大垣行きに乗り換えます。大垣着が17時3分。例年ならこのあたりで雪が見れるのですが、今年は暖かいせいか、全然雪がみれませんでした。
そして大垣といえば、「聲の形」の舞台となった場所。乗り換えの時、駅の改札のところに大きくポスターが貼ってあるのを見かけました。いつか聖地巡礼したいですね!
大垣からは特別快速で豊橋まで。豊橋からは普通列車で浜松まで。
そして浜松の接続が「ホームライナー静岡」という電車でした。このホームライナーは青春18きっぷでも乗れますが、別途、ライナー券(乗車整理券)320円が必要です。調べたところによると、ホームにてライナー券を売ってるとのことでしたので、券売機を探すも見当たりません(※)。発車時刻は迫ってくるし、思い切って車掌に聞いてみました。
(※)ちなみに静岡駅ではホームでライナー券買えるようでした。
するとライナー券は車内でも買えるとのことで、とりあえずそのまま乗車。出発後やってきた車掌からライナー券を買いました。これわかんない人もいるよね…。
車内で発券してもらっても割増料金とかにはならないので安心してください。
ホームライナーの車両は特急型。青春18きっぷで乗れるのでうまく旅程に組み込むと便利かもしれません。
シートはリクライニング仕様。この区間は地獄のロングシート三昧な区間なのでクロスシートってだけでも有難い。
JR九州の特急のように前の席のヘッドレストカバーにポケットがついているので、ここにライナー券を入れておくんやでー。
静岡到着20時28分。所要時間約15時間、乗り換え12回の長い移動でした。日本って広いよね…。
静岡はいいねえ。
今夜の宿は静鉄ホテルプレジオ静岡駅南。ちょっとだけ値段高かったので部屋は良かったです。あと駅からも近かった。
新静岡セノバ。静岡鉄道静岡清水線の新静岡駅にある駅ビルです。JR静岡駅北口から徒歩5分。
この5階にあるのが「炭焼きレストランさわやか 新静岡セノバ店」。
静岡県民のソウルフード「げんこつハンバーグ」を食べに来ました。今回、静岡を宿泊地に選んだのもこれの為です。一昨年静岡に行ったときにフォロワーさんたちに教えてもらって、その味が忘れられなくて。
まずは生ビールでかんぱーい。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!げんこつハンバーグ。げんこつ大のハンバーグを店員さんが目の前で切って鉄板に押し当てて仕上げてくれます。ソースはオニオンで。
外はしっかりと焼かれてますが、中は赤いです。これがまた肉汁たっぷりでたまらんのです。
赤いよ赤いよ。”牛肉100%・炭焼きハンバーグの「指定部位=大腸菌ゼロ」を確認しています。通常ハンバーグに使われる「トリミング肉(肉の端材)」は、一切使用しておりません(さわやかのサイトより)”とのことで安心して食べられます。
予定通り静岡までたどり着き、無事、目的のげんこつハンバーグを食べられて大満足でした。
その後静岡の夜の街を少し遠回りしながら帰りました。
そして、2日目。この日は横須賀に行って、夜は諏訪まで移動しします。
ホテルの窓から朝の静岡市内。天気はとても良さそう。
ホテルの朝食バイキング、ビジネスホテルのバイキングにしてはメニューも豊富で良かったです。
2日目スタートです。ホテルを出たら正面に静岡駅が見えます。
静岡駅(南口)
ちょっと早めにホテルを出たので、ここで今夜乗る特急の切符を買っておきます。
そして予定より1本早い電車に乗車して、まずは熱海を目指します。せっかく一本早い電車に乗ったのだからと思い、途中で富士山が見えるかなって思って、富士川駅で下車してみました。
富士川駅にやって来る回送電車。昨晩乗った特急型の電車(373系電車)です。ご覧のように富士山は雲に隠れて見えません。静岡を出たときには綺麗に見えていたのですが…。
しばらく待ってると雲が晴れてきました。頑張れ、上空の風!
山頂のほう、かなり綺麗に見え始めました。ラッキー!
中腹はまだ雲がかかってますが、それもまた良い味…なのかもしれません。このあたりの東海道本線(新幹線も含む)は何度も乗ってますが、これだけ綺麗に富士山が見えたのは過去1回しかなかったです。
これだけ見れれば御の字でしょう。下車した甲斐がありました。九州なんかに住んでると「東京の連中が富士山、富士山なんて有難がっとるけど、日本一高いっていうだけで、ただの山やろ?なんがそげん有難いと?」って思ってしまいますが、実際に目にしたら、富士山が昔から日本人に愛される理由がわかりますね。
その後にやってきた普通電車の車窓から。一度富士山を見るだけの為にこの辺り旅行するのも楽しいのかも?って思いました。
ロングシート車退屈なので、ずっと先頭車両の前方車窓を見て過ごしました。
一部区間では雨も。
函南駅手前。函南駅の先にある長い長いトンネル(丹那トンネル)を抜けると熱海になります。
熱海駅手前。
9時31分、熱海に到着しました。
熱海駅ホーム。左に停車している古河行き電車に乗り換えです。
E233系電車。東海の地獄のロングシートとはここでオサラバです。
なんかアニメの車内広告貼ってました。冬アニメでやるみたいです。
この後、小田原で特別快速に乗り換えて、大船で横須賀線逗子行きに乗り換え。逗子から久里浜行きに乗り換えます。この辺忙しいですね。
11時7分、横須賀到着!福岡から約1000キロの旅でした。
生涯3度目の横須賀です。軍港めぐり目的では去年に続き2回目ですね。
スカレーちゃんもお久しぶり!
…という訳で、今回はここまでです。
この時点まで珍しくトラブル無しで順調に旅程をこなしていました。順調すぎて怖いほどで、嫌な予感もしてたのですが、それが当たってしまうとは夢にも思ってませんでした。
ただ、ホテルで朝起きたときに喉に若干の違和感を覚えていて「ん?まさか…風邪のひきはじめ…まさかね…」という感じはありました。
それはともかく、一番しんどいと思った横須賀までの列車乗り換えラッシュ区間が無事終了したので、ホッとした瞬間でもあったと思います。
次回は横須賀の護衛艦ウォッチングの模様をお届けしたいと思います。
コメント
コメント一覧 (2)
ハンバーグやホテルのバイキング、美味しそうですねえ。
富士山も絵になるなあ、実に美しい(´∀`)
それにしても風邪をひかれてしまうとは災難でしたね・・・(´・ω・`)
今回の静岡では美味しいものに恵まれました。
昔は美味しそうな旅先のグルメがあっても、なかなか一人でお店に入る勇気がなかったものです。
最近はずいぶんそのあたりは楽しめるようになりました。
富士山もやはり写真とかより、自分の目で見ると美しさがわかりますねー。
風邪はほんとうに油断でした。ホテルの部屋が乾燥しすぎていたことが原因かなって思います。
ホテルには大抵加湿機能付きの空気清浄機があるので、今後は使っていこうと思いました。