先々週の土曜日(2月7日)に下関で「護衛艦みょうこう(DDG-175)」の一般公開をやっていたので見に行ってきました。護衛艦の一般公開というと佐世保か呉まで行かないと見れないので、車で1時間ほどの下関で護衛艦に乗れるとは思いもしませんでした。
重巡洋艦「妙高」の名を継いだ護衛艦みょうこう。現代の妙高さんは排水量7500トンのこんごう型ミサイル護衛艦の3番艦。イージスシステム搭載のいわゆるイージス艦であります。艦番号は175です。
ちなみに、現在、海上自衛隊には6隻のイージス艦が配備さてています。こんごう型は「こんごう」「きりしま」「みょうこう」「ちょうかい」、あたご型は「あたご」と「あしがら」がいます。また2隻が現在計画中です。
護衛艦みょうこうは、2月6日から8日まで(正確には9日の朝)まで下関に停泊していて一般公開を実施していました。僕は3日間行われた一般公開の中日の土曜日に出かけました。
自宅がある飯塚から下関まで、北九州都市高速を使って約1時間、とりあえず門司のノーフォーク広場に車を停めて、徒歩で対岸の下関のあるかぽーとまで向かいます。和布刈から関門トンネル人道を通り、下関に渡り、海岸線を唐戸方面へ歩きます。途中で赤間神宮に参拝しつつ、1時間ほどかけて到着しました。
唐戸市場前の防波堤から観た護衛艦みょうこう。みょうこうは下関のあるかぽーと岸壁、はいからっと横丁前に停泊していました。天候は曇り時々雨の残念な天気でした。幸いなことに本降りにならなかったのでよかったですが。
護衛艦みょうこう。妙高さんお久しぶりです。実は去年の夏、舞鶴に行った時にも一般公開の担当艦で乗艦してたりします。ちなみに”みょうこう”の所属は舞鶴です。
さてまずは受付です。見学者が多いので整理券をもらうようになってるとフォロワーさんから情報をもらっていたのですが、整理券が必要なのは艦橋見学の時だけみたいです。甲板の見学は随時受け付けているようでした。
…ていうか、艦橋を見学できるの!?きゃー嬉しい!!今まで何回も護衛艦の一般公開に行きましたが、護衛艦の艦橋を見学する機会はありませんでした。昨年の夏に佐世保でミサイル艦”おおたか”の一般公開の時にに艦橋に入れましたが、これほど大きな艦の艦橋に登れるとか思いもしませんでした。
艦橋見学の整理券。入場の時にスタンプを押してもらえるので、この整理券自体は持ち帰れます。
もらった整理券の時間…15時まで1時間ほど時間があったのでまずは甲板見学に行きましょう。甲板への見学受付は特に名簿に記入を求められることなどはなく、そのまま入場できるようでした。ただし金属検知器による検査と持ち物検査はされました。
さていよいよ乗艦です。
護衛艦みょうこうのネームプレート。
護衛艦みょうこうの救命浮環。
全甲板へは艦の構造上、艦内通路を通って行くことになります。通路には浮などの道具が収納されています。
護衛艦みょうこうから観たはいからっと横丁の観覧車。
護衛艦みょうこう立入検査隊の紹介看板。不審な行動をとる船舶に乗船して立入検査などを実施する部隊です。隊員は乗組員から選抜されています。前甲板の速射砲の横付近に立入検査隊の隊員さんがいて案内をされてました。防弾チョッキなども試着できるようでした。
艦橋を見上げて。右にある大きな六角形の物体が、イージスシステムの要、AN/SPY-1フェーズドアレイレーダーです。
速射砲と艦橋。
”みょうこう”の速射砲は54口径127mm単装速射砲です。前方に一門搭載しています。
”みょうこう”から見る関門海峡と関門橋。護衛艦の艦上からこの景色を見ることができようとは。
艦橋前に鎮座するファランクスさん(高性能20mm機関砲)。
”みょうこう”の前部VLS(Mk41垂直型ミサイル発射装置)。VLSは後部甲板にも搭載されています。
速射砲と観覧車。
関門橋と関門海峡を望む。
54口径127mm単装速射砲。
艦橋を正面から。
”みょうこう”艦橋と海峡ゆめタワー。
案内の自衛艦さんに聞いたところによると整備用のハンドルとのこと。位置の微調整とかに使うらしい。
艦橋向かって左側のAN/SPY-1フェーズドアレイレーダー。
時計回りの順路に従い艦橋下の通路を通って後部甲板へ向かいます。右側は予備のホースと配管でしょうか?タラップなどが置かれてます。
通路には結索のパネルが展示されてました。
CICの案内。イージーシステムなどで得られた情報を処理する部屋です。一度実際に見てみたいものですね。
艦中央部分。
護衛艦みょうこうの救命浮環。こちらには旗付きの浮きと自己点火灯がついてました。
ハープーンSSM(艦隊艦ミサイル)発射機。
艦右舷から見る関門橋。
煙突とハープーンミサイル。動力はガスタービン(COGAG)エンジン4機で25000馬力の出力があります。
そしてこちらが後部VLS。VLSの後ろにヘリコプター看板があります。
ヘリコプター甲板。あたご型には航空機格納庫がありますが、こんごう型にはありません。ただ給油機能は搭載されています。
後部甲板より、関門海峡を望む。
後部のファランクス(高性能20mm機関砲)。みょうこうには前部と後部に2基搭載されています。ファランクスの後ろに見えるパラボラアンテナはスタンダードミサイルの終末誘導を行うイルミネーター(照射装置)です。前部に1基、後部に2基(写真)搭載されています。
みょうこうのマストと2本の煙突。
みょうこうの号鐘。
ひととおり回ったので一旦下艦します。
写真を撮ってなかったので紹介できませんでしたが、後部両舷には3連装短魚雷発射管が2基が設置されています。
艦中央部分の構造物。このクラスの護衛艦になると煙突や艦橋部分が大きいですね。昔の軍艦はスマートな印象を受けますが、現代の軍艦はみんなトップヘビーな印象を受けます。
艦後部へ移動してみます。
みょうこうさんの後ろ姿。VLSとヘリ甲板があるので後部は広々とした印象ですね。
艦橋とマストと煙突。左側にAN/SPY-1フェーズドアレイレーダーが見えますね。艦橋部分に設置された4枚で全周半球空間をカバーします。
マスト部分。なにやら旗がかかってますが、他の人の話していたのを聞くとこの並びは国際信号旗で「WELCOME」を表してるらしいです。
後部煙突とイルミネーター2基。
艦橋部分。ご覧のように、甲板に出たままでの側面の通りぬけはできません。
すこし前の方から艦橋。写真の艦橋の左下部分、通路出口の上部に設置されてるのはチャフ発射装置です。左右に2基づつ、合計4基搭載されています。
速射砲と関門橋。
最近の護衛艦は先端が尖ってるねーw
艦艇番号175番覚えておこうw
総排水量7500トン、全長161mの迫力です。佐世保のしまかぜちゃんやあけぼのちゃんより一回りおおきいですね。
なんか萌えキャラがいましたよ!!
自衛隊の萌えキャラ、美空(みく)ちゃん、美海(みみ)ちゃん、美陸(みり)ちゃん。陸=ガルパン、海=艦これ、空=ストパンに対してこちらは公式な陸海空萌えキャラですねwww
下艦したところのテントで護衛艦みょうこうのパンフレットを配っていたので、ゲットしました。舞鶴のときは人が多くて手に入らなかったので嬉しいです。
…といったところで、今回はここまで。中編ではいよいよ艦橋に登りますよー。
(「【現代の艦娘達】護衛艦みょうこう@下関」記事)
【現代の艦娘達】護衛艦みょうこう@下関・前編←イマココ
【現代の艦娘達】護衛艦みょうこう@下関・中編
【現代の艦娘達】護衛艦みょうこう@下関・後編
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重巡洋艦「妙高」の名を継いだ護衛艦みょうこう。現代の妙高さんは排水量7500トンのこんごう型ミサイル護衛艦の3番艦。イージスシステム搭載のいわゆるイージス艦であります。艦番号は175です。
ちなみに、現在、海上自衛隊には6隻のイージス艦が配備さてています。こんごう型は「こんごう」「きりしま」「みょうこう」「ちょうかい」、あたご型は「あたご」と「あしがら」がいます。また2隻が現在計画中です。
護衛艦みょうこうは、2月6日から8日まで(正確には9日の朝)まで下関に停泊していて一般公開を実施していました。僕は3日間行われた一般公開の中日の土曜日に出かけました。
自宅がある飯塚から下関まで、北九州都市高速を使って約1時間、とりあえず門司のノーフォーク広場に車を停めて、徒歩で対岸の下関のあるかぽーとまで向かいます。和布刈から関門トンネル人道を通り、下関に渡り、海岸線を唐戸方面へ歩きます。途中で赤間神宮に参拝しつつ、1時間ほどかけて到着しました。
唐戸市場前の防波堤から観た護衛艦みょうこう。みょうこうは下関のあるかぽーと岸壁、はいからっと横丁前に停泊していました。天候は曇り時々雨の残念な天気でした。幸いなことに本降りにならなかったのでよかったですが。
護衛艦みょうこう。妙高さんお久しぶりです。実は去年の夏、舞鶴に行った時にも一般公開の担当艦で乗艦してたりします。ちなみに”みょうこう”の所属は舞鶴です。
さてまずは受付です。見学者が多いので整理券をもらうようになってるとフォロワーさんから情報をもらっていたのですが、整理券が必要なのは艦橋見学の時だけみたいです。甲板の見学は随時受け付けているようでした。
…ていうか、艦橋を見学できるの!?きゃー嬉しい!!今まで何回も護衛艦の一般公開に行きましたが、護衛艦の艦橋を見学する機会はありませんでした。昨年の夏に佐世保でミサイル艦”おおたか”の一般公開の時にに艦橋に入れましたが、これほど大きな艦の艦橋に登れるとか思いもしませんでした。
艦橋見学の整理券。入場の時にスタンプを押してもらえるので、この整理券自体は持ち帰れます。
もらった整理券の時間…15時まで1時間ほど時間があったのでまずは甲板見学に行きましょう。甲板への見学受付は特に名簿に記入を求められることなどはなく、そのまま入場できるようでした。ただし金属検知器による検査と持ち物検査はされました。
さていよいよ乗艦です。
護衛艦みょうこうのネームプレート。
護衛艦みょうこうの救命浮環。
全甲板へは艦の構造上、艦内通路を通って行くことになります。通路には浮などの道具が収納されています。
護衛艦みょうこうから観たはいからっと横丁の観覧車。
護衛艦みょうこう立入検査隊の紹介看板。不審な行動をとる船舶に乗船して立入検査などを実施する部隊です。隊員は乗組員から選抜されています。前甲板の速射砲の横付近に立入検査隊の隊員さんがいて案内をされてました。防弾チョッキなども試着できるようでした。
艦橋を見上げて。右にある大きな六角形の物体が、イージスシステムの要、AN/SPY-1フェーズドアレイレーダーです。
速射砲と艦橋。
”みょうこう”の速射砲は54口径127mm単装速射砲です。前方に一門搭載しています。
”みょうこう”から見る関門海峡と関門橋。護衛艦の艦上からこの景色を見ることができようとは。
艦橋前に鎮座するファランクスさん(高性能20mm機関砲)。
”みょうこう”の前部VLS(Mk41垂直型ミサイル発射装置)。VLSは後部甲板にも搭載されています。
速射砲と観覧車。
関門橋と関門海峡を望む。
54口径127mm単装速射砲。
艦橋を正面から。
”みょうこう”艦橋と海峡ゆめタワー。
案内の自衛艦さんに聞いたところによると整備用のハンドルとのこと。位置の微調整とかに使うらしい。
艦橋向かって左側のAN/SPY-1フェーズドアレイレーダー。
時計回りの順路に従い艦橋下の通路を通って後部甲板へ向かいます。右側は予備のホースと配管でしょうか?タラップなどが置かれてます。
通路には結索のパネルが展示されてました。
CICの案内。イージーシステムなどで得られた情報を処理する部屋です。一度実際に見てみたいものですね。
艦中央部分。
護衛艦みょうこうの救命浮環。こちらには旗付きの浮きと自己点火灯がついてました。
ハープーンSSM(艦隊艦ミサイル)発射機。
艦右舷から見る関門橋。
煙突とハープーンミサイル。動力はガスタービン(COGAG)エンジン4機で25000馬力の出力があります。
そしてこちらが後部VLS。VLSの後ろにヘリコプター看板があります。
ヘリコプター甲板。あたご型には航空機格納庫がありますが、こんごう型にはありません。ただ給油機能は搭載されています。
後部甲板より、関門海峡を望む。
後部のファランクス(高性能20mm機関砲)。みょうこうには前部と後部に2基搭載されています。ファランクスの後ろに見えるパラボラアンテナはスタンダードミサイルの終末誘導を行うイルミネーター(照射装置)です。前部に1基、後部に2基(写真)搭載されています。
みょうこうのマストと2本の煙突。
みょうこうの号鐘。
ひととおり回ったので一旦下艦します。
写真を撮ってなかったので紹介できませんでしたが、後部両舷には3連装短魚雷発射管が2基が設置されています。
艦中央部分の構造物。このクラスの護衛艦になると煙突や艦橋部分が大きいですね。昔の軍艦はスマートな印象を受けますが、現代の軍艦はみんなトップヘビーな印象を受けます。
艦後部へ移動してみます。
みょうこうさんの後ろ姿。VLSとヘリ甲板があるので後部は広々とした印象ですね。
艦橋とマストと煙突。左側にAN/SPY-1フェーズドアレイレーダーが見えますね。艦橋部分に設置された4枚で全周半球空間をカバーします。
マスト部分。なにやら旗がかかってますが、他の人の話していたのを聞くとこの並びは国際信号旗で「WELCOME」を表してるらしいです。
後部煙突とイルミネーター2基。
艦橋部分。ご覧のように、甲板に出たままでの側面の通りぬけはできません。
すこし前の方から艦橋。写真の艦橋の左下部分、通路出口の上部に設置されてるのはチャフ発射装置です。左右に2基づつ、合計4基搭載されています。
速射砲と関門橋。
最近の護衛艦は先端が尖ってるねーw
艦艇番号175番覚えておこうw
総排水量7500トン、全長161mの迫力です。佐世保のしまかぜちゃんやあけぼのちゃんより一回りおおきいですね。
なんか萌えキャラがいましたよ!!
自衛隊の萌えキャラ、美空(みく)ちゃん、美海(みみ)ちゃん、美陸(みり)ちゃん。陸=ガルパン、海=艦これ、空=ストパンに対してこちらは公式な陸海空萌えキャラですねwww
下艦したところのテントで護衛艦みょうこうのパンフレットを配っていたので、ゲットしました。舞鶴のときは人が多くて手に入らなかったので嬉しいです。
…といったところで、今回はここまで。中編ではいよいよ艦橋に登りますよー。
(「【現代の艦娘達】護衛艦みょうこう@下関」記事)
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