3月に青春18きっぷで山陰本線を旅した時に、須佐駅で「海野みこと」というキャラに出会った話を以前書きました。今回はその「海野みこと」ちゃんを取材するために改めて須佐まで行ってきました。今回のエントリーではご当地萌え(藻え?)キャラ「海野みこと」ちゃんを紹介しつつ、須佐のいい場所もレポートしていこうと思います。

山陰本線の須佐〜奈子間が昨年夏の山口島根豪雨で不通となってる為に、代行バスに乗るために須佐駅で降りたのですが、駅の待合室で見つけたのがこの「海野みこと」ちゃんでした。

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写真は須佐駅にある海野みことちゃんの等身大パネル。

このキャラクターは以前ネットで話題になったので名前と顔だけは知ってました。ただ、お隣の山口県のご当地萌えキャラだったとは知りませんでした。話題になったときちょうど「侵略!イカ娘」アニメもやってたこともあって、イカ娘のパチもんじゃん!とか騒がれてましたw

この娘は剣先イカ「須佐男命(すさみこと)いか」のPR企画で生み出されたキャラクターで、動画共有SNS「zoome」(2011年にサービス終了)と須佐観光協会が共同で募集した萌え(藻え)キャラコンテストの最優秀グランプリ作品に選ばれたキャラクターなのでした。左けいたろうさんという女子高生がデザインしたそうです。現在須佐観光PRキャラクターとして活躍しています。


さて、そんな海野みことちゃんのいる山口県萩市須佐へ行ってみましょう。僕が住んでる福岡県飯塚市からは車で約4時間、距離は約180kmあります。お隣の県とは言っても、場所は島根との県境なので福岡からだとちょっと遠いです。

須佐に行ったのは6月8日。午前5時に家を出て、下道をひたすら走り、仮眠などをはさみつつ、須佐に到着したのは10時頃。まずは等身大パネルがあるという須佐ホルンフェルスに向かいます。

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須佐湾に出てきました。湾なので波も穏やかで、海の水が綺麗です。釣りをしている人をよく見かけました。天気が悪かったのが残念です。僕の場合、山陰は天気に恵まれないことが多い気がします。

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海野みことちゃんの等身大パネルがある「つわぶき館」に到着です。まずはホルンフェルスとやらを見に行きましょう。

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この周辺、須佐湾一帯は国指定の名勝・天然記念物になっていて絶景の海岸線が続きます。角島や青海島などで有名な北長門海岸国定公園の北端に位置します。

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つわぶき館から5分ほど遊歩道を歩くとホルンフェルスに到着です。雨の日は足元が悪いので注意してくださいね。僕は何度か転けそうになりました…。

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これがホルンフェルスと云うもの也。ホルンフェルスとはドイツ語で角石のことを言うらしい(Horn=角、Felsen=崖・岩石)。変成石の一種で、マグマの熱などによって砂岩や頁岩が深成岩と接触変成したものがこのホルンフェルスなのらしいです。写真のように白と黒の層が重なって模様を形成しているのが特徴です。またこの断崖は国内には他に例のないもので、日本の地質百選に選ばれているそうです。


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ホルンフェルスより東側の風景。ここから先へは行けそうにありませんでした。

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東側の景気。洞窟が見えます。時々響いていたボコッ!っていう音はこの洞窟に波が入って音を発している…んだと思います。

この自然の織りなす日本海の景色、一見の価値があると思います。晴れていればなお良かったのですが、ちょっと残念です。天気の良い時に改めて来たいな。なお、ここへは須佐漁港から遊覧船も出ています。基本予約して乗船するようですが、GWや夏休みには定期便も運行されるようです(詳しくは観光協会のサイトにて)


さてつわぶき館に戻りましょう。

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つわぶき館入口では海野みことちゃんがお出迎え!こんな場所にご当地萌えキャラに逢えるとは思いませんよねー。

店内では海野みことちゃんのグッズも販売されていたのでいくつか買ってみました。

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須佐湾遊覧船就航記念ステッカー。イカとみことちゃんカワユス。

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ま、イッカ須佐!缶バッジ。右はピン止め、左は磁石。

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海野みことちゃんの巾着せんべい。

この他にもTシャツやクリーナーとかもありました。ご予算の関係で今回はこんなところでw でもご当地萌えキャラとしてはけっこうグッズ頑張ってると思います。

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観光パンフレットにもみことちゃんの姿が。ご当地萌えキャラをちゃんと活用しているので好感が持てますね。

とりあえずミッションコンプリートできたので、あとは周辺の観光めぐりでもって思いましたが、せっかくなので須佐駅のほうにも立ち寄ってみることにします。

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約3ヶ月ぶりの須佐駅でございます。前回来た時は夕方だったので駅舎内にある物産観光施設「ふれあいステーション須佐」は閉まってましたが今回はやっている模様。

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駅に隣接する蕎麦屋の看板と、時刻表の父手塚猛昌(てづかたけまさ)顕彰碑。手塚猛昌とは日本最初の月刊時刻表とされる「汽車汽船旅行案内」を発行した人物で須佐出身とのこと。

そして…

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こちらにも海野みことちゃんいました!前回来た時気が付きませんでした。もしかしたら、ふれあいステーション閉店後だったので、閉店の際に仕舞われていたのかもしれません。

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駅入口横にある須佐観光マップに郵便ポストに隠れるような感じのみことちゃんを発見!

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みことちゃんの右手にはイカちゃんがいるはずなのですが、ポストの影で見えませんね。

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赤米バウムクーヘンのポスター。前回の記事にも掲載しましたが、写りが悪かったので撮り直し。そういえばこのバウムクーヘン売ってるのには気が付きませんでしたね…。

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ま、イッカ須佐のポスターも撮り直し。

ふれあいステーション須佐の店内で、お店の方と駅前で待機していたタクシーの運転手さんに須佐の見どころを
聞いてみました。丁寧に答えて頂けて嬉しかったです。

須佐では毎年夏に開催される花火大会が面白いと教えてもらいました。港のすぐ近くであがるので本当に間近で花火が見られるそうです。

昨年の山口島根豪雨の日はちょうど花火大会の日だったそうです。その日の午前中までは天気がよかったので、須佐のひとたちはみんな夜の花火大会を楽しみにしていたそうです。もちろん豪雨で花火大会は中止に。そういう意味でも今年の花火大会に寄せる地元の人達の意気込みや想いは深いものになるでしょうね。


またJAM projectのメンバーでもありアニメ「ワンピース」の主題歌などで有名なアニソン歌手きただにひろしさんの出身地でもあり、地元でアニソンのライブなどが開催されたことがあるそうです。今年の花火大会でもきただにひろしさんらによる復興祈念アニソンライブが開催されることが決定されています。

話を聞いた時はきただにひろしさんの名前を聞いたときはあまりピンと来なかったのですが、帰って調べてから気が付きました。ゲーム「ガンパレード・マーチ」の「突撃軍歌ガンパレード・マーチ」の人なのね!!


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こちらではみことちゃんがパッケージに描かれた赤米入りうどん「あかねの舞」を購入しました。

それとみことちゃん関係ないですが「いか天わさび味」というお菓子も買って帰りました。ただ帰りにあまりにお腹が空いたので車の中で食べてしまいましたw わさびの辛さが絶妙で美味しかったですw


さて、ふれあいステーションで教えてもらった須佐の見どころをできるだけ回って行こうと思います。


まずは須佐大橋。
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周南から萩へと至る国道315号の橋です。唐津谷の上に架かります。須佐に来る時、山口市方面から来たのでこの橋は通ってますが、勧められたので改めて来ました。橋長313m。

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橋の脇にある駐車場にあった「大橋恋唄」の看板。平成3年に須佐大橋開通記念に発売された唄らしいです。


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国道上からでは橋のアーチがあまりよく撮れないので谷の下まで降りてみました。

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須佐大橋の下は須佐唐津焼窯元のある唐津地区があります。ここが須佐でいちばん豪雨被害がひどかったらしいです。1年ちかく経った今でも水害の大きな爪痕が残ってました。

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唐津のバス停。佐賀の唐津と何か関係があるのかな?って思ったけど、調べてみると唐津から来た陶工がこの地を唐津と名づけたということでした。

お次は須佐南部の山の中にある畳ヶ淵。

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渓谷に亀甲状の敷石が並ぶ風光明媚な場所。個人的にはなんとなく菊池渓谷を思い出させました。

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崖には六角柱状岩が並ぶ。

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崖には祠がありましたが扉は固く閉ざされてました。


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祠の前には段差があり、小さな滝が流れ落ちてました。

ここも見応えある場所でした。ホルンフェルスと畳ヶ淵が須佐の2大名所と言っていいと思います。雨降りの後なので水が濁っていたのが残念でしたが、普段は綺麗な水が流れているのでしょうね。夏に涼みに来てみたいですね。

ここの近くに「道永の滝」というのがあるらしいですが、災害復旧がまだなので行けないとのことでした。残念。

時間があるのでまた須佐駅方向に戻ります。その道中で見つけた道路標識。

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ハトの道路標識!!ネットの面白画像系のサイトとかで有名なので見たことある人多いのではないかな?こんなとことにあったんですね!?まあネットの画像がここかどうかはわかりませんけど、僕自身は初めて見ました。

県道14号線から17号線を通り国道191号線に出たのですが、県道17号線を走ってると田万川流域の水害被害の爪痕が今でもいたるところに残っていました。九州でいうところの耶馬溪川流域の水害被害の様子と似ていました。橋は流され、家は土台ごと倒されといった感じで、1年経った今でも復旧は進んでない感じでした。本当に酷い水害だったんですね。

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須佐湾まで戻ってきました。須佐湾の景色も名所のひとつだと思います。

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須佐湾フィッシングパーク。天然の釣り堀です。釣り竿のレンタルもあるので手ぶらで来ても釣りを楽しめるそうです。

続いてお薦めされた名所の高山山頂へ向かいます。標高532.8mの山頂から見る景色は相当綺麗らしい。

…ところが…。

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山頂の展望台。霧でなーんも見えへん…。

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展望台の下の部分には須佐の名所が描かれたパネルが設置されていました。

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展望所には望遠鏡が設置され、景色の説明板もありました。しかし見えるのは360度白い霧ばかり…。天気はそこそこ回復してたので、もしかしたらと期待したのですけれどもね。

この展望台、車ですぐ下まで行けます。駐車場からは徒歩で5分くらい。でもキツイ階段なので僕のようなジジイだと息がきれます…。

ほんと晴れてたら景色良さそうなんですけどね…。残念無念。

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麓から見た高山。なるほど、見事に山頂部分だけに雲がかかってますね。おのれ…!!

そんなわけで時間が無くなってきたので、帰路につきます。

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帰路、萩まで向かう途中、国道191号線阿武町で撮った写真。帰るころになって天気良くなってきた罠。ちなみに下の線路はまだ列車走ってません。線路って1年も列車走らないとサビサビになってしまうのですね。

帰りは萩を経由して美祢インターから中国道に乗っかって一気に帰りました。帰り着いたのは18時過ぎ。高速使ったので思ったより早かったです。


そんな訳で、海野みことちゃんと須佐の名所の紹介でした。思いがけない縁で行ってみた須佐ですが、とても良い所でした。海野みことちゃんも頑張ってることだし、今後も応援していきたいなって思います。


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